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掲載開始日:2021年9月1日

最終更新日:2022年9月6日

国史跡 中里貝塚

国史跡 中里貝塚

 中里貝塚は北区上中里二丁目に所在する、縄文時代中期から後期初頭にかけて当時の海岸線に形成された大型の貝塚です。

平成8年(1996年)の発掘調査が契機となり、縄文時代の生産、社会的分業、社会の仕組みを考えるうえで重要であるとして、平成12年(2000年)に国史跡に指定されました。また平成24年(2012年)にも追加指定され、史跡の保護を図っています。

現在、史跡指定地は「上中里2丁目広場」および「中里貝塚史跡広場」として暫定整備されています。しかし、本格的な整備には至っておらず、十分な活用が図られていない状況にあることから、中里貝塚の歴史的価値を高め、適切に保存・継承し、史跡を活かしたまちづくりを推進していくため、令和2年(2020年)に「史跡中里貝塚保存活用計画」を策定しました。

さらに、保存活用計画に基づき整備の基本理念および具体的な整備内容を検討・実現化するため、令和3年(2021年)には「史跡中里貝塚整備基本計画」を策定しました。

史跡中里貝塚保存活用計画

「史跡中里貝塚保存活用計画」は、中里貝塚におけるこれまでの調査成果を再確認することで中里貝塚の本質的価値を明らかにし、その価値を適切に保存管理・活用していくための基本方針や方法等を定めることを目的に、令和2年(2020年)3月に策定されました。

 ・史跡中里貝塚保存活用計画

史跡中里貝塚整備基本計画

「史跡中里貝塚整備基本計画」は、中里貝塚を確実に保存しつつ、その価値を継承・活用していくために、より具体的な整備方針を定めることを目的に、令和3年(2021年)3月に策定されました。

 ・史跡中里貝塚整備基本計画

史跡中里貝塚整備基本設計

「史跡中里貝塚整備基本設計」は、「史跡中里貝塚整備基本計画」にて示された整備案を具体化・図面化することを目的に策定します。

その内容については史跡中里貝塚保存整備委員会を設置し、現在協議中です。委員会のこれまでの経過については下記のページをご覧ください。

 ・史跡中里貝塚保存整備委員会

お問い合わせ

所属課室:教育委員会事務局教育振興部飛鳥山博物館事業係

〒114-0002 東京都北区王子1-1-3 飛鳥山公園内

電話番号:03-3916-1133