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掲載開始日:2024年12月20日
最終更新日:2024年12月23日
和歌山市と北区には歴史や文化的なつながりがたくさんあります。北区は、それらのつながりをきっかけに幅広い分野で和歌山市との連携強化を進めています。
和歌山城(写真:和歌山市提供)
当時江戸における花見の代表的名所は上野・寛永寺でしたが、行楽客が増加して混雑がひどいという課題を抱えていました。そこで、上野以外に桜の名所を作るため、元紀州藩主であり江戸幕府八代将軍徳川吉宗の命によって、享保5年(1720)から翌年にかけて1,200本以上の桜が飛鳥山に植えられました。そして、飛鳥山は江戸における桜の一大名所になりました。
紀州神社 | 伊太祁曽神社(写真:和歌山市提供) |
紀州神社は、伊太祁曽神社を勧請(※)したもので、天正年間に王子村から現在の北区豊島地区に奉還され、さらに江戸時代に二度移転した結果、現在の地に鎮座しました。「紀州」という旧国名を神社名とする神社は他にあまり類例がありません。
※神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。
北区も協力して和歌山市が作成した「紀州・和歌山歴史ロードマップ北区と和歌山市のつながり」にゆかりのあるスポットが掲載されていますので、ぜひご覧ください!
令和6年12月8日に、北区滝野川会館にて、陸奥宗光伯生誕180周年記念講演「日本外交の祖 陸奥宗光伯の足跡~北区と紀州和歌山の意外な関係~」と題した講演会を開催しました。
第1部は國學院大學講師であり、北区文化施策アドバイザーでもある石倉孝祐先生が北区と和歌山の関係について講演を実施。第2部は、明治学院大学准教授である佐々木雄一先生により「陸奥宗光と北区、和歌山」というテーマで、お話しいただきました。区内外から多くの方がご参加し、大盛況でした。
令和6年11月5日に和歌山市と北区は「災害時における相互応援に関する協定」を締結するとともに、徳川吉宗ゆかりの桜の枝(和歌山城と飛鳥山公園)を交換しました。今後、両自治体で植樹を行う予定です。詳細につきましては下記URLをご参照ください。
https://www.city.kita.tokyo.jp/koho/kuse/koho/hodo/pressreleases/r0611/241107-2.html
和歌山市ブース(令和6年度) |
令和5年度からふるさと北区区民まつりに和歌山市ブースを出店。和歌山ならではの特産品を販売していただいています。
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