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最終更新日:2023年6月16日
朝学習の時間は、国語科講師の赤平先生がご準備してくださった新聞記事に、限られた時間内に、感想や自分の考えをしっかりと書き込む学習を毎週金曜日にしています。
今回の題材は、「墜落40日後、幼児ら無事発見 コロンビア」です。5月1日にコロンビア南部のアマゾンのジャングルで、小型飛行機墜落事故が起きましたが、6月9日約40日ぶりに4人の兄弟が発見されたことについての記事です。
自分の考えを時間内に書けるように訓練しましょう。
3年 数学少人数
2国語 1年 音楽
3年 体育 3組
1年 英語少人数
2年 社会
今日の給食は、フィッシュバーガーセルフ・フレンチサラダ・ジュリアンヌスープです。おいしかったです。
3年生の図書委員の重永さんが、お昼の放送で、3年生の陳さんがお薦めする本の紹介をしてくれます。
本の題名は、「青空のむこう」
著者 アレックス・シアラー
訳 金原瑞人
出版社 求龍堂
突然の交通事故で亡くなってしまった少年が、死者の国でどうすればいいのか困惑していました。死者の国ではたった一つ「彼方の青い世界」を目指す。そう目印があるだけで、そうすることしかできません。だが、やり残したことがある者は、「彼方の青い世界」に行くことができず、何十年・何百年もの間、死者の国を彷徨い歩いてしまいます。そんな中、お母さんを探し続けている少年アーサーに出会い、生者の国に行こうと誘われます。ためらいながらも、やり残したことがあるハリーは、大空から生者の国に降り立ち、死者として再びみんなの元へ行く話です。この本のおもしろいところは、死者の国からまたさらに行く「彼方の青い世界」はまた生まれ変わるための再生の場所として定義されているところで、そこは断崖絶壁で下には青い海ならぬ、生命の力の海があり、そこに飛び込むことによって、自分の魂は、何かの生命の一部に生まれ変わる所です。また今と同じお母さんの子供として生まれ変わるなどとは、書いていなく、ある意味、死後の世界にそんな甘い希望をもつなという警告すら感じられて、それがより現実味を持っていてとても面白いです。世の中には、言ってはいけないこと、やってはならないこと。」があり過ぎます。この作品では、実際に言ってしまい、取り返しのつかないことになった未来を書いているのです。話は、フィクションでも現実に起こりうる可能性を身近に感じさせてくれます。人間関係で悩んでいる人や感動したい人は、ぜひこの本を読んでみてください。
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