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最終更新日:2020年5月2日
東京都北区指定有形民俗文化財
平成2年2月3日指定
旧蔵者の岩井家は、明治から昭和初年にかけて旧岩淵町下村(現在の志茂)で農業を営み、一時期は荒川河川改修工事にも関係していました。
総点数215点の生活用具には、農機具の他に河川用の工事用具や水害防備のための用具などが含まれています。特に水塚の上に建てられたモノオキの中に収納されていた「用心舟」は、かつて荒川沿いの水害の多い地域の民家で広く見られた水防用具でしたが、現在はほとんど見られず、区内に残された貴重な民俗資料の一つです。
過去の水害被災から守られたこうした生活用具は、明治から昭和初期にかけての地域の人々の暮らしを知る上で貴重な民俗資料であるとして平成2年に北区指定有形民俗文化財に指定されました。
管理者・展示場所
北区飛鳥山博物館
常設展示 荒川と共に生きるくらし