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掲載開始日:2019年4月15日
最終更新日:2024年12月27日
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスを原因とする呼吸器感染症です。おおむね1~3日の潜伏期間の後に、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、咳、鼻水などの症状が出ます。一般的な風邪に比べ、全身症状が強いことを特徴とします。多くの人は1週間程度で回復しますが、高齢者や心疾患など基礎疾患のある方は、肺炎を伴うなど、重症化することがあります。
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行します。
令和6年の都内のインフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が12月16日から12月22日(第51週)で40.02人となり、5年ぶりに都の警報基準を超えました。
インフルエンザの予防、拡大防止のために、引き続き、こまめな手洗い、手指消毒、咳エチケットなどの基本的な感染予防策を一人ひとりが心がけてください。
体調管理に十分に気を付け、感染が疑われる場合に、事前に医療機関に連絡の上、早めに受診しましょう。
また、高齢の方や基礎疾患のある方は、ワクチン接種についてかかりつけ医等にご相談ください。
都内のインフルエンザ、警報基準を超える(外部サイトへリンク)
インフルエンザの流行状況(東京都2024-2025年シーズン)(外部サイトへリンク)
インフルエンザは、感染した人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」と、ウイルスが付着した手で口や鼻、目に触れることによる「接触感染」により感染します。
咳やくしゃみをする時は、ティッシュで口と鼻を覆いましょう。
くしゃみや咳がある時は、マスクをしましょう。口と鼻をしっかり覆いましょう。
とっさの時は、ハンカチ・衣服の袖や上着の内側で口と鼻を覆いましょう。
周りの人に直接飛まつがかからないようにしましょう。
流水と石けんを使っての手洗いをこまめに行いましょう。
換気により空気を入れ替えることで、空気中にただようウイルスの量を減らすことができます。
インフルエンザウイルスは、空気が乾燥するとウイルスが空気中に浮遊し、活発になります。
室内の加湿(50~60%)をしましょう。
十分な休養、バランスのとれた食事と適切な水分の補給を心がけ、免疫力の低下を防ぎましょう。
重症化を防ぐためにも、インフルエンザワクチン接種が有効です。
かかりつけ医と相談しましょう。
人混みに行く時や会話をする時、咳・くしゃみが出る時にはマスクを着用しましょう。
咳、発熱などの症状のある時は、事前に医療機関に連絡の上、早めに受診しましょう。
北区保健所では、北区内に所在する社会福祉施設等で、インフルエンザの集団発生があった場合に、情報収集・状況の整理・感染拡大防止のための指導、助言を行っています。
お問い合わせ
所属課室:北区保健所保健予防課感染症係
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話番号:03-3919-3102