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掲載開始日:2025年1月29日

最終更新日:2025年1月29日

デフリンピック体験イベントを実施

250129-11月25日(土曜日)、北区は、赤羽体育館(志茂3-46-16)で、11月に開催される東京2025デフリンピック(きこえない、きこえにくい人のための国際スポーツ大会)の内定選手等を講師に招き、デフリンピック体験イベントを開催した。
これは、日本初開催となる東京2025デフリンピックの気運醸成や、障害者及び障害者スポーツの理解促進を図るとともに、区のスポーツを支える人材の育成を目的に実施するもの。
参加者たちは、デフリンピックについての講演や実技体験を通して、その概要や観戦の楽しみ方等について学ぶ時間を過ごした。

(写真:亀澤理穂選手とのデフ卓球体験の様子)

味の素ナショナルトレーニングセンター(西が丘3-15-1)や東京都障害者総合スポーツセンター(十条台1-2-2)など、世界レベルのアスリートが集う施設がある北区では「トップアスリートのまち・北区」を掲げ、さまざまな取組みを行っている。また、区では、障害者及び障害者スポーツの理解促進を図るとともに、ボランティア活動への参加機会を提供し、区のスポーツを支え、盛り上げる人材を育成するため、平成29年度に「北区スポーツボランティア制度」を創設し、養成講座を継続して行ってきた。

今回は、世界デフ陸上連盟会長の下防健太郎氏、2013年デフリンピック女子4×100mリレー6位入賞の門脇翠選手、東京2025デフリンピック日本代表に内定をしているデフ卓球の亀澤理穂選手、亀澤史憲選手を講師に招き、講演会やデフアスリートによるトークショー、デフ陸上・デフ卓球体験等を養成講座をかねて行った。

講演会で下防氏は、デフリンピックの歴史やデフ競技の概要について語った。質疑応答の時間には、デフリンピックで公用語として使われている国際手話についての様々な質問が挙がり、参加者たちは国際手話について関心を深めていた。

その後の門脇選手、亀澤理穂選手、亀澤史憲選手によるトークショーでは、受講者の質問に答えながらデフリンピックの意気込みを語った。体験会では、門脇選手による、スタートやフライングの合図を音のほかにランプの点灯で知らせるというデフ陸上の特徴であるスタートランプを用いてのスタートを体験。また、亀澤理穂選手、亀澤史憲選手とともに、参加者は耳栓を使い周囲の音をできるだけ遮断しデフ卓球の体験を実施。選手によるデモンストレーションでは、トップレベルの技術を目の当たりにした参加者から驚きの声が上がっていた。

体験を終えた参加者は「デフ陸上体験で、いつもは音が聞こえてスタートしているので、ランプの点灯でスタートするのが難しかったです。また、耳栓をして卓球をすると、回転や強さが音で分からなくなるので大変だということが分かりました。デフリンピックに興味が湧いたので、11月に行われるデフリンピック大会の応援に行きたいです」と話した。

(令和7年1月29日プレスリリース)

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