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掲載開始日:2020年1月30日
最終更新日:2023年9月25日
水害等で床上・床下浸水の被害に遭われた場合、感染症や食中毒を予防するために洗浄及び衛生対策が必要になります。
感染症予防のためには、清掃と乾燥が最も重要です。
消毒薬を使用する場合には取扱いに十分注意し、濃度や使用方法を守りましょう。
室内はドアや窓を開放し、安全対策としてゴム手袋や長靴、ゴーグル、マスクなどを着用して作業しましょう。
床下浸水・家の周囲 |
土砂などを取り除き、水道水で洗い流し、しっかりと乾かすことが重要です ①汚泥や不要なものなどを片づけます ②床下は雑巾などで水気をなくし、扇風機などで強制的に換気し乾燥させましょう |
床上浸水 |
食事や睡眠など生活を行う場所のため、水道水で洗い流し、消毒します ①水が引いた後、濡れた畳や不要物を片付けてください ②汚れた家具や床、壁、食器など、水で洗えるものは全て水道水で洗い流しましょう ③十分に乾燥させてから、消毒液を浸した布などで拭くか、消毒液に直接浸します |
浸水後は、汚水混入や下水逆流などにより、様々なものが汚染されている場合があります。以下の事項に留意し、予防に努めてください。
消毒液は、必ず泥や汚れを取り除いた後で使用します。清掃が不十分だと、効果を発揮しません。
消毒対象に応じた消毒薬を選択し、適切な濃度に希釈し、使用方法を守りましょう。なお、床下や土壌への消毒は不要です。
10%塩化ベンザルコニウム (逆性せっけん) |
使用濃度0.1% ②調整した液を浸した布などでよく拭く |
家具類、床、堅い表面、食器類、流し台、浴槽、次亜塩素酸ナトリウムが使用できないもの |
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5-6%次亜塩素酸ナトリウム (家庭用塩素系漂白剤) |
使用濃度0.02%もしくは0.1% ①0.02%ならペットボトルキャップ1杯分5mLを、0.1%なら4杯分20mLを、1Lの水で薄める ②調整した液を浸した布などでよく拭く |
0.02%:食器類、流し台、浴槽 0.1%:汚染のひどいもの、家具類、床、堅い表面 色あせや腐食のおそれがあるので、木材や金属への使用は注意が必要。 |
エタノール (消毒用アルコール) |
使用濃度70%以上(薄めず原液のまま) ①原液を含ませた布で拭くか、スプレーなどで吹き付ける |
食器類、流し台、浴槽、家具類、床、堅い表面、手指 |
消毒薬はいざという時のために、ご家庭ごとに備えておきましょう。お近くのドラッグストアやホームセンターなどで購入できます。
日常の消毒などに活用し、有効期限内のものを常備しましょう。取り扱う時は、目や皮膚にかからないように注意してください。
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お問い合わせ
所属課室:北区保健所生活衛生課環境衛生係
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話番号:03-3919-0720