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掲載開始日:2021年6月21日
最終更新日:2023年8月14日
庭にフンをされる、おしっこをされて臭い。春、秋にはネコが赤ちゃんを産んだ、子ネコが捨てられているなど、多くの相談が寄せられます。しかし、迷惑な存在だからといって命ある動物を行政が保護して処分ができるというわけではありませんし、ネコの引き取り先もありません。
もとはといえばペットとして飼われていたネコが無責任に捨てられたため、飼い主のいないネコとして生きていかざるを得ないネコが生じています。
ネコは1年間に平均2回出産し、1度に5~6頭の子ネコを生みます。不妊去勢手術をしないと不幸なネコがますます増えてしまいます。また、それらのネコにかわいそうだからとただ餌を与えるだけでは、ネコは増え続けフン尿などで周辺を汚し、ネコが迷惑な存在になってしまいます。
飼っているわけではないけれど餌を与える、飼っているネコだけど外に出している。良かれと思ってなにげなく行っていることが思わぬご近所トラブルに発展することがあります。また、近所づきあいを気にして被害を我慢されている方もいらっしゃることを十分に承知しておいてください。
耳をV字や平らにカットされているネコを見かけたことはありますか?
これは、不妊去勢手術を施されているネコの目印です。発情期の鳴き声が抑えられ、マーキング(尿)の臭気が薄くなり、性格も少しおとなしくなります。
また、繁殖できないので、このネコから子孫が増えていくことはありません。
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