ホーム > 文化・観光・スポーツ > トップアスリートのまち・北区 > 北区ゆかりのアスリート活躍情報 > 「東京ゆかりパラアスリート」に森澤亜希子選手が認定されました!
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掲載開始日:2022年12月26日
最終更新日:2022年12月28日
北区職員で視覚障害者ボウリング選手の森澤亜希子(もりさわ あきこ)選手が「東京ゆかりパラアスリート」に認定されました。
「東京ゆかりパラアスリート」は、東京都が認定をする、パラリンピック等の国際大会で活躍する東京都にゆかりのあるアスリートを継続的に輩出するための事業です。認定を受けると競技活動費等の助成など強化支援が受けられます。
【令和4年12月20日に行われた認定式の様子】
◇東京ゆかりパラアスリートの詳細はこちら(外部サイトへリンク)(外部サイトへリンク)
◇視覚障害者ボウリングの詳細はこちら(外部サイトへリンク) 森澤選手のメッセージが掲載されています!
こういった認定をしていただけると想像したことがなかったので大変うれしく思います。身が引き締まり、競技にもっと真剣に取り組みたいという思いが強くなりました。
視覚障害者ボウリングの特徴としては、選手は残ピンが見えない、または見えにくいということがあります。また、自分のボールがどこのスパット(レーン上の黒い三角の印)を通って何番ピンに当たって何本倒れたのかも見えないです。そこで、どこを通ってどこに当たり、何番のピンが残ったか介助者の方に教えてもらいながら行っています。状況を教えてもらうことで、自分が立つ位置や狙うところを決めることができます。選手がアプローチに立ったら、コーチや介助者は立ち位置を指示してはいけない、というルールもあります。こうしたところが視覚障害者ボウリングの特徴だと思います。
週二回土日にそれぞれ少なくとも6ゲームを、課題を設定して納得いくまで投げています。
今年の夏頃から、今までの自分のボウリングスタイルを変えて、力を入れずに投げられるよう取り組んでいます。力を抜いて投げることでボールのスピードが上がるようになりました。ボールを持った時に肩や腕の力を抜いて、ボールの重さで振り子の要領で押し出すことで、投げた瞬間からスピードが上がりました。今は、ボールに横回転をかけることなどにも取り組んでいます。
直近では2023年8月にイギリスでIBSAワールドゲームズの開催が決まっています。選考会はこれからなので、出場を目指したいです。また、2026年にはアジア競技大会が名古屋で開催予定です。日本での開催になるので、優勝を目指したいです。
(IBSA:International Blind Sports Federation、日本語:国際視覚障害者スポーツ連盟)
障害福祉課で身体障害者福祉司として仕事をしています。障害者福祉について、身体に障害のある方から相談をお受けしています。また、課内のケースワーカーの相談・指導を担当しています。
まず、皆さまに応援していただけていることをとても嬉しく思っています。窓口で「今もボウリングやっているの?」と声をかけてくださることがあります。こうした形で声をかけてくださったり応援していただけていることが大変うれしく感謝しています。
私のゆかりの地が北区なので、北区を他の地域の方にも知っていただきたい、北区にはスポーツ選手がたくさんいて、練習できるところもあるということを知っていただきたいと思っています。
また、仕事では障害のある方と関わっていくなかで皆様に信頼していただけるよう、相談に来られる方のお話をしっかり聴いて責任ある対応に取り組み、スポーツ選手としては良い成績を収められるよう努力していきます。どうぞ応援していただけますようお願いします。
今後の活躍が期待される森澤選手の応援をお願いします!
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