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掲載開始日:2021年3月8日
最終更新日:2023年6月23日
令和2年3月に策定された「北区男女共同参画行動計画」(第6次アゼリアプラン)では、「性別等にかかわる人権侵害防止への取組み」を課題の一つとして、様々な施策を推進しています。
その取組みの一つとして、子供たちが新たな加害者・被害者にならないように、中学生並びに高校生等の若年層を対象にデートDVやJKビジネス問題等に関する予防啓発講座やパンフレット等で意識啓発を行います。
中高生向けデートDV理解促進のためのリーフレットを作成しました。このリーフレットを活用し、相手からの行動・自分の行動をチェックし、お互いを尊重する関係を目指しましょう。
恋人関係の間で行われる暴力行為のことです。デートDVは、愛情を理由にして行われる傾向があります。例えば、「付き合っているなら当然だろう」、「あなたのためを思っているんだ」など、自分の意見を押し付ける行為です。このようにして、デートDV加害者は、恋人を束縛し、周囲とのかかわりを遮断させます。また、デートDVの被害者は、「嫌われたくない」という想いが強く、自分では暴力を受けていると気づかないこともあります。
相手から…
身体的暴力
□物を投げられる
□押さえつけられる
□体をつかまれ、ゆすられる
□殴られる
□蹴られる
□叩かれる
□髪をひっぱられる
□噛みつかれる
精神的暴力
□相手を「怖い」と思うことがある
□服装や行動を制限される
□LINEや携帯電話の着信履歴をチェックされる・すぐ返信しないと怒られる
□異性の友達と仲良くしていると不機嫌な態度をとられる
□馬鹿にされたり、傷つくようなことを言われる
□相手の思いどおりにしないと、無視されたり不機嫌な態度をとられる
□自分のものを壊されたり、脅される
性的暴力
□むりやり触られる
□嫌がっているのにキスされる
経済的暴力
□いつもおごらされる
□アルバイトを無理やりさせられる・やめさせられる
□貸したお金を返してもらえない
□代わりに借金を強要させられる
□高いプレゼントを買わされる
1つでもチェックがついたら、デートDVかも。
自分は…
身体的暴力
□相手に向かって物を投げる
□押さえつける
□体をつかんでゆする
□殴る
□蹴る
□叩く
□髪をひっぱる
□噛みつく
精神的暴力
□相手の行動や服装が気になり、指示することがある
□相手のLINEや携帯電話の着信履歴をチェックする・すぐ返信しないと怒る
□相手がほかの人と仲良くしていると、嫉妬して責めたりする
□自分のことが好きなら、相手が自分のいうことを聞くのは当然だと思う
□相手が自分の思いどおりにならないと、物にあたったり、怒鳴ったりする
性的暴力
□むりやり触る
□相手が嫌がっているのにキスをする
経済的暴力
□いつもおごらせる
□アルバイトを無理やりさせる・やめさせる
□借りたお金を返さない
□代わりに借金を強要する
□高いプレゼントを買わせる
1つでもチェックがついたら、自分の行動や態度を見直してみよう。
・暴力を認めない。
・お互いのこころとからだを大切にする。
・考え方や価値観などの「違い」を受け止め、相手の意見も尊重する。
・相手が嫌がることはしない。「YES」と言わなかったら、それは「NO」ということ。
・自分がされて嫌なことには「NO」と言う。
このように、お互いを尊重できる関係が、「DVのない関係」です。
中高生向けデートDV理解促進リーフレット(PDF:1,655KB)
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