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最終更新日:2024年5月29日
昨日の雨で、運動会会場となる北運動場のグランドコンディションが悪く、運動会予行を中止としました。予行なしの本番となり、生徒も教職員も大変ですが、一致団結してなんとかこのピンチを乗り越え、70周年記念運動会を成功させましょう。
1年 家庭 1年 英語
3年 音楽 3年 理科
3組 体育
2年 社会
2年 数学少人数
今日の給食は、マーボー丼・春雨スープです。
3年生の図書委員の河野さんが、お昼の放送で、1年生の種村さんがお薦めする本の紹介をしてくれます。
本の題名は、「ラーゲリより愛を込めて」
著者 辺見じゅん
出版社 文藝春秋
この本は、1945年、主人公の山本幡男土その家族が満州のハルビンで暮らしていて、当時、沖縄が陥落し、広島に原爆が落とされたこと伝わったところから始まる。山本はその知らせを聞き、日本の敗戦を感じ、家族と帰ろうとしたが、ソ連が8 月9日に突然侵略してきた。その時家族をかばった山本は満州に1人残り、日本で会うことを妻のモジミと約束した。しかし、日本の敗戦時、満州にいた日本兵はラーゲリ(収容所)に入れられ、肉体労働の日々が続く。そんな中、山本は希望を捨てず、仲間を励まし続ける。ある日、帰国の通達があったが、山本を含む何人かは下車させられ、強制労働が再び始まる。作業中黒い犬が来て、日本兵になつき遊んで絆を深めた。終戦から7年、日本との手紙のやり取りが認められ、山本はモジミからから返事を見て喜ぶ反面、体調が優れない様子も描かれている。その症状は悪化し、仲間はソ連側に山本を診察させることを必死で頼んだ。物語はここからも続くが、私はこの場面が一番印象に残っている。仲間のために必死で頼んだり活動したりすることはとても良い行動だと思う。この本でそのようなことが学ぶことができる土いう点はこの本の良さの1つだと私は考える。
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