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最終更新日:2015年4月23日
東京都北区指定有形文化財(古文書)
平成4年3月11日指定
平塚神社文書は、上中里にある平塚神社に伝存した文書群です。これらのうち、延宝2年(1674)から昭和29年(1954)に至る77点が平成3年に北区指定有形文化財(古文書)に指定されましたが、その後の調査で判明した文書も含めると総数は約2700点余となります。
文化財に指定されている77点の文書群には、「平塚明神社別当城官寺」が作成・集積したものも含まれています。これは、明治初年の神仏分離政策以前に平塚神社が平塚明神社と呼ばれ、社領経営を別当の城官寺が行っていたためです。内容に江戸時代における社領の土地・年貢に関するもの、朱印状の写など朱印状に関するもの、明治政府による朱印取調べに関するものが多くみられるところから、当時の寺社と地域住民の関係や、幕府および明治政府との関係を理解する上で貴重な資料であるといえます。
上中里1-47-1 平塚神社
※平塚神社文書は公開しておりません。