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掲載開始日:
最終更新日:2016年1月15日
東京都北区指定有形文化財(考古資料)
平成9年9月2日指定
ガラス小玉を製作するための、土製の鋳型です。鋳型は、厚さ1センチほどの粘土板の片面に径3~4ミリの半球状の小孔を多数並べ、さらに各小孔の中央に径1ミリの細孔が穿たれたものです。細孔に心棒を立て、その周囲にガラス材を入れ、加熱してガラス材を溶かし、球状の小玉を製作したと考えられています。一緒に出土した土器群の年代から、鋳型は古墳時代前期(3世紀後半~4世紀初頭)のものであるとみられます。
管理者・展示場所
北区飛鳥山博物館
常設展示 古墳時代の夜明け