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最終更新日:2020年5月2日
東京都北区指定有形文化財(考古資料)
平成12年2月8日指定
弥生時代後期の方形周溝墓と呼ばれる墓の埋葬主体部から出土したものです。
鉄剣は、全長42センチを測り、関東地方で出土する弥生時代の鉄剣としては長いものの部類に入ります。2箇所で折れて出土しましたが、ほぼ完全な形を残した貴重な例です。鞘や柄は残されていませんが、剣身の一部には布の付着が認められ、また柄に固定するための目釘孔(めくぎあな)が3つ確認されます。
ガラス小玉は10点出土しており、いずれも径が5ミリほどの大きさです。色調はコバルトブルーで、管切り法と呼ばれる方法で製作されたと考えられます。
管理者・展示場所
北区飛鳥山博物館
常設展示 弥生人のムラ