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掲載開始日:
最終更新日:2016年1月15日
東京都北区指定有形文化財(考古資料)
平成11年10月4日指定
弥生時代後期後半(西暦2世紀)の鉄製の腕輪です。土壙墓(どこうぼ)と呼ばれる墓から出土したもので、埋葬された人物が腕に装着していたものと思われます。
装着イメージ図
幅が約8ミリの断面が扁平な三角形を呈する細長い鉄の材を、らせん状に巻いて作ったもので、全体としては径6.2~6.8センチの円筒形を成しています。外面の一部には、布の付着も認められます。
このような鉄釧は、長野県や関東地方で出土しますが、それらの中でも七社神社前遺跡出土の鉄釧は、原形を良く留めた例として知られています。
管理者・展示場所
北区飛鳥山博物館
常設展示 弥生人のムラ