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掲載開始日:2020年6月1日

最終更新日:2024年5月1日

熱中症にご注意ください

日差しが強く、気温が高くなると熱中症にかかりやすくなるため、十分な注意が必要です。熱中症は体が暑さに慣れていない時期や屋内でもかかる危険があり、毎年全国で熱中症による健康被害が数多く報告されています。日頃からできる予防法を取り入れ、今年の夏を元気に過ごしましょう。

熱中症とは

熱中症は、暑さと水分不足から起こる病気です。
熱中症の初期症状としては、疲労感やめまい、吐気などの症状があります。
重症になると、死に至る事もあります。炎天下の屋外だけでなく、屋内でも室温や湿度が高いために、熱中症になる場合があります。
特に元々体内の水分量が少なく、暑さに対する感覚が鈍っている高齢者、体温調節機能が十分でない子どもや乳幼児は、熱中症にかかりやすく注意が必要です。

熱中症を予防するために

  1. 外出時の服装は、なるべく襟元をゆるめ、吸湿性や通気性のよい素材のものにしましょう。また、帽子や日傘等で、直射日光を避けましょう。
  2. 近距離で(2m以内を目安)会話をする時を除き、屋外ではマスクをはずしましょう。
  3. 屋内でも、人との距離(2m以上を目安)が確保できて、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。
  4. 室内は風通しをよくして、高温多湿にならないように注意しましょう。
  5. こまめに水分補給をしましょう。特に高齢者は、のどの渇きを感じにくいため、早めの水分補給を心がける必要があります。
  6. 特に気温が急上昇した日や梅雨明けの蒸し暑い日に注意し、暑さには徐々に慣れるようにしましょう。
  7. 炎天下の車内等は、急激に温度が上昇するため、子どもだけを残さないようにしましょう。
  8. スポーツを行う場合は、指導者やリーダーが熱中症を理解し、予防の配慮をすることが重要です。
  9. 暑さの中で少しでも体調不良を感じたら、無理をしないようにしましょう。

高齢者と子ども・乳幼児は特に注意が必要です

高齢者

高齢者は、体温調節に大切な発汗と血液循環の機能が加齢に伴い低下します。また、のどの渇きを感じにくくなり、水分不足になりがちです。高齢者の水分不足は、血液が濃くなり、脳梗塞などを起こしやすいので、こまめに水分を取るようにしましょう。寝る前や朝起きたときにも水分補給をしましょう。

子ども・乳幼児

晴天時には地面に近いほど気温が高くなります。さらに、汗腺をはじめとした体温調節機能が十分に発達していないので、熱中症を起こしやすく、子どもや乳幼児は特に注意が必要です。炎天下では帽子をかぶりこまめに水分補給をしましょう。炎天下でなくても、締め切った車内では急激に温度が上昇します。車内に子どもや乳幼児だけを置いて離れることは絶対やめましょう。

熱中症が疑われたら

応急手当の方法

  1. 風通しの良い日陰や、冷房の効いている場所に移動しましょう。
  2. 衣服をゆるめてからだを楽にしましょう。
  3. 冷たい水で冷やしたタオルを脇の下や足の付け根におき、体を冷やしましょう。
  4. 自分で飲めるようなら、スポーツドリンクや薄い食塩水などで水分補給しましょう。ただし、意識障害などがあり、自力で飲めそうもない場合は無理に水分補給する必要はありません。

医療機関での受診等

次のような症状を感じた場合は、熱中症を疑い、体を冷やし医療機関で受診するようにしてください。

  1. めまい、失神
  2. 筋肉痛、筋肉の硬直
  3. 大量の発汗又は発汗の停止
  4. 頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
  5. 意識障害、痙攣、手足の運動障害
  6. 高体温

救急相談センター

救急車を呼ぶべきか判断に迷った場合や、応急手当のアドバイスについては、「救急相談センター」が対応しています。

携帯電話・PHS・プッシュ回線

#7119

ダイヤル回線

03-3212-2323

熱中症関連情報

都内各所にある水飲栓「Tokyo Drinking Station」(DS)をご活用ください

東京都水道局では、公共性の高い場所に設置されている水飲栓及びイベントの際に水道局が設置する可動型水飲栓で、AR対応ステッカー等による情報発信機能を備えたものをTokyowater Drinking Station (以下、DSという。)として展開しています。 DSにより水道水の飲用促進、またそれを通じた環境配慮行動の促進を図っていきます。

DSは都内に約900か所あります。以下のマップから設置場所を確認できますので、熱中症対策としてまちなかでの水分補給にご活用ください。

東京都水道局HP「Tokyowater Drinking Station」(外部サイトへリンク)

今日・明日の「暑さ指数」の予報をチェック!

環境省の「熱中症予防情報サイト」にて全国840地点における今日、明日の暑さ指数の予報や、現在の暑さ指数を見ることができます。暑さ指数をチェックして、暑さに備えましょう。

環境省熱中症予防情報サイト(外部サイトへリンク)

熱中症患者が発生しています!

国立環境研究所の「熱中症患者速報」のサイトでは、全国各地での最新の熱中症患者の発生状況を提供しています。熱中症にならないために、予防行動を心がけましょう。

国立環境研究所「熱中症患者速報」(外部サイトへリンク)

LINE アプリを活用した熱中症警戒アラートをご活用ください

環境省は、令和2年7月31日に、LINE公式アカウント「環境省」を開設し、熱中症予防対策の情報配信を開始しました。 お使いのスマートフォンなどのLINEアプリで、LINE公式アカウントを友だち追加していただくと、 熱中症警戒アラートの発表や暑さ指数の情報を、受け取ることができます。

ご利用方法などの詳細は、下記をご覧ください。 (無料でご利用になれます。(情報取得にかかる通信料は利用者の負担となります。))

環境省「LINEアプリを活用した熱中症警戒アラート・暑さ指数の情報配信」(外部サイトへリンク)

熱中症の予防について(お問い合わせ先)

保健サービス課

王子健康支援センター

03-3919-7588

赤羽健康支援センター

03-3903-6481

滝野川健康支援センター

03-3915-0184

 

 

お問い合わせ

所属課室:健康部健康政策課健康政策係

〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 北区役所第一庁舎1階

電話番号:03-3908-9016