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掲載開始日:2024年9月9日

最終更新日:2024年9月9日

外来植物「アメリカオニアザミ」にご注意ください

アメリカオニアザミ全体・花区内で、外来植物の「アメリカオニアザミ」が目撃されています。
この植物はヨーロッパ原産のキク科アザミ属の多年草で、環境省が定める「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)」の、その他の総合対策外来種に指定されています。繁殖力が非常に強く、放置すると綿毛となって拡散し、他の植物の生息環境を奪う恐れがあります。また、葉や茎に硬く鋭いトゲがあるため、注意が必要です。

 

※生態系被害防止外来種とは、生態系や人、農林水産業に被害を及ぼすおそれのある生物として、環境省と農林水産省に指定された生物です。


                              アメリカオニアザミ(右上は花の拡大写真)

アメリカオニアザミの特徴

 

  • 開花時期は7月から10月頃で、赤紫色の花をつけ、高さ50~100センチメートルほどに成長します。
  • 葉はギザギザしていて直立で枝分かれし、全体に短い綿毛や硬く鋭いトゲを持ちます。

アメリカオニアザミ葉アメリカオニアザミ生育初期

   成長したアメリカオニアザミの葉           生育初期のアメリカオニアザミ

 

駆除の方法と注意事項

自宅の庭や、自己所有の敷地等でアメリカオニアザミを見つけた場合には、駆除・処分していただくよう、ご協力をお願いします。

  • 大きくなってからの駆除は作業量や危険が増すため、できるだけ小さなうちに駆除してください。
  • 硬く鋭いトゲがあるため、革手袋や厚手のゴム手袋を着用し、ケガのないよう注意して作業をしてください。
  • 草刈り鎌等で刈り取るか、スコップ等で周りの土ごと掘り返してください。多年草のため、駆除を行っても株や根が残っていると再生するおそれがあります。
  • 駆除後はその場に放置せず、新聞紙などで包んで袋に入れ、可燃ごみとして処分してください。処分の際は、袋に「トゲ注意」の表示をする等、危険を知らせるご配慮をお願いします。

 

お問い合わせ

所属課室:生活環境部環境課自然環境みどり係

〒114-0002 東京都北区王子1-12-4 TIC王子ビル2階

電話番号:03-3908-8618