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掲載開始日:2024年7月19日
最終更新日:2024年7月19日
7月6日(土曜日)から、田端文士村記念館(田端6-1-2)のホームページ上で「第5回子ども芥川龍之介検定」が開催されている。この検定は、東京都北区田端に暮らした芥川龍之介についての知識を深めてもらうことや、「(仮称)芥川龍之介記念館」の開館に向けた機運醸成につなげることを目的としたもの。
開催にあわせ、7月18日(木曜日)には、第一生命保険株式会社の井上上野総合支社長がやまだ加奈子北区長を来訪し、令和4年7月1日に区と第一生命保険株式会社が締結した文化振興に関する協定に基づき、本企画に対する協賛品の記念ステッカーが手渡された。
20問4者択一式の問題は9月1日(日曜日)17時まで公開され、100点中80点以上を獲得した児童・生徒全員に名前入りの認定証が贈呈される。
(写真:「第5回子ども芥川龍之介検定」チラシ)
この検定は田端文士村の歴史や、田端に暮らした芥川龍之介について、楽しみながら学び、親しんでもらう無料のオンライン企画。本企画に参加してもらうことで、児童・生徒が自ら考えて学ぶ積極的な学習姿勢を得るとともに、地域の誇りや地域愛等を深める契機とし、ひいては(仮称)「芥川龍之介記念館」の開館に向けた機運醸成を目的としている。
昨年開催した第4回は、全国各地・海外から2,250人の児童・生徒が参加し好評であった。なお、開催中の第5回についても、既に1,700名を超える児童・生徒が、昨年度を大幅に上回るペースで参加している。参加した児童・生徒からは、「クイズを通して芥川龍之介の人生を知ることができた」「夏休みにもっと日本文学を読もうと思った」「自分の住む地域の偉人たちについて知ることができた」などの声があがった。また、区内の一部の小中学校では本企画を授業等に取り入れ、ICTを活用した学習活動の充実につなげている。
問題は4者択一の全20問。100点中80点以上を獲得した児童・生徒には名前入りの認定証を贈呈。アンケート回答者には抽選で100名に記念ステッカーがプレゼントされる。
7月6日(土曜日)午前10時~9月1日(日曜日)午後5時
小学3年生~中学3年生(参加は対象年齢の児童・生徒1回限り)
田端文士村記念館ホームページから挑戦
https://kitabunka.or.jp/tabata/news/16570/(外部サイトへリンク)
80点以上(※100点が満点)
獲得者には、名前入りの認定証を贈呈。
アンケート回答者の中から抽選で100名に記念ステッカーをプレゼント。
無料 ※通信料は参加者負担
(公財)北区文化振興財団 田端文士村記念館
東京都北区
東京都北区教育委員会
第一生命保険株式会社
芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)。明治25年(1892)~昭和2年(1927)。小説家。
東京・京橋出身。大正3年、一家で田端435番地に新築転入。東京帝国大学時代、久米正雄、菊池寛らと『新思潮』(第3、4次)を創刊。夏目漱石の門下となり、「鼻」を激賞され一躍文壇の寵児となる。
一時期、鎌倉、横須賀、鵠沼にも居住したが、同8年、田端に戻り本格的に文筆活動を展開。たぐいまれな才気と下町人特有の世話好きな性格は多くの人々を惹き付けた。
昭和2年7月、「唯ぼんやりした不安」という言葉を遺して田端の自宅にて自ら命を絶つ。
(令和6年7月19日プレスリリース)
お問い合わせ
田端文士村記念館
電話番号:03-5685-5171