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掲載開始日:2023年7月24日
最終更新日:2023年7月24日
浮間ヶ原桜草圃場(約1600平方メートル)には、昭和初期にこの地域に群生していた、ピンクの「浮間ヶ原」をはじめ、純白の「浮間(うきま)白(しろ)」、赤紫色の「浮間(うきま)五台(ごだい)紅(こう)」などが植えられています。
毎年4月初旬から4月下旬の10日間程度の期間に開催される「浮間さくら草祭り」開催期間中には様々な色や形をした桜草を楽しむことができます。
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
※一般公開期間以外は入れませんので、ご注意ください。
浮間ヶ原の桜草が全国的に知られるようになったのは、江戸時代初期、徳川家康が浮間ヶ原に鷹狩りに出た際に、桜草の可憐さに心をひかれ、持ち帰って観賞したのが始まりであると言われています。その後、各大名や旗本が競って栽培を始め、やがて町民の間に広まりました。
桜草は荒川下流域の湿地帯に多く群生していましたが、荒川の改修、築堤工事により桜草の繁殖と生育に必要な荒川の氾濫がなくなったため、桜草は徐々に減少していきました。
昭和30年、絶滅の危機に瀕していた桜草を救おうと、地元の農家の人たちが旧家に残されていた桜草を持ちより、栽培に着手し、昭和37年に栽培に成功、同年8月に「浮間桜草保存会」が結成されました。昭和39年には、圃場を一般公開し、翌40年から「浮間さくら草祭り」を始めました。現在は「浮間ヶ原桜草保存会」と名称を変更しています。
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