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掲載開始日:2023年4月23日
最終更新日:2024年12月17日
脳卒中などの病気や交通事故などで脳の一部に損傷を受けると、その損傷部位により思考・記憶・行為・言語・注意・空間認知などの機能が障害される「高次脳機能障害」が生じることがあります。高次脳機能障害は外見からわかりにくく、一人ひとり症状が違います。
MTBIとは、頭を打ったり、前後左右に揺れることで脳損傷が起きることです。原因は交通事故、スポーツ外傷、高所からの転落、転倒、暴力、乳幼児の揺さぶりなどです。
受傷後の意識障害が軽度で検査に異常がなくても、高次脳機能障害等の後遺症が残る場合があります。
高次脳機能障害は記憶障害、注意障害等の症状の有無や程度、MRI、CT等の画像所見、神経心理学検査所見をもとに医師が診断します。
高次脳機能障害は回復に年単位の時間を要すると言われているため、障害された機能を補う代償手段の獲得や生活しやすい環境を整えることが必要となります。
高次脳機能障害と診断され、お困りの方のご相談をお受けしています。
対象:本人(18歳以上の方)、家族、関係者(医療・介護等関係機関等)
※対象のいずれかの方が北区在住・在勤であること
高次脳機能障害専門の公認心理師が対応します。ご希望の方はお電話ください。
発症・受傷時からこれまでの治療経過や検査結果が分かる資料があればご準備ください。
高次脳機能障害・若年性認知症による様々な障害に対して専門のスタッフが訓練を行います。
1.北区在住
2.おおむね40~64歳(申込時)
3.脳血管疾患等の中途障害で高次脳機能障害と診断され、発症・受傷後6か月以上経過し、医療終了後も継続してリハビリテーションを行うことが望ましい方。または軽度の若年性認知症と診断された方。
4.原則として自力通所が可能な方
障害者手帳の有無は問いません。
医療機関のリハビリと併用はできません。(介護保険のリハビリは併用可)
2年以内
水曜日・木曜日 10時00分~12時00分
作業療法士、言語聴覚士による個別・グループ訓練
原則無料
外出費など実費がかかる場合もあります
初回相談(要予約)→見学・体験・評価(要予約)→申請書・主治医意見書の提出
→判定会議(6月・9月・12月・3月)→承認→高次脳機能障害訓練開始(7月・10月・1月・4月)
高次脳機能障害訓練を利用中、利用予定の方等のご家族を対象に、公認心理師を交えた懇談会を実施しています。日程はお問合せください。
高次脳機能障害への理解や知識の普及を目的に、区民の方やご本人・ご家族・支援者向けに講演会を実施します。
日常生活の安定や就労など一人ひとりの目標に向けて、医療機関、介護保険事業所、障害福祉サービス事業所、就労支援機関等と協力、連携して支援しています。
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お問い合わせ
所属課室:福祉部障害者福祉センター事業係
〒114-0032 東京都北区中十条1-2-18
電話番号:03-3905-7121