ホーム > 暮らし > 駐車場・交通対策 > 交通安全 > 運転免許証の自主返納制度

ここから本文です。

掲載開始日:2021年2月10日

最終更新日:2024年4月15日

運転免許証の自主返納制度

近年、運転免許証を返納する高齢ドライバーが増えています。
令和元年の自主返納件数は約60万件となっており、10年前と比較すると約12倍も増加しています。

自主返納制度とは

運転免許証が不要になった方、運転に不安を感じるようになった高齢ドライバーの方が、自主的に運転免許証の全部または一部を返納することが出来る制度です。

自主返納をすることで「運転経歴証明書」の交付が受けられます

「運転経歴証明書」は、運転免許を返納した日からさかのぼって5年間の運転に関する経歴を証明するもので、これまで安全運転に努めてきた証明や記念の品となるものです。
平成24年4月1日以降に交付された運転経歴証明書は、運転免許証に代わる公的な本人確認書類として、永年、利用することができます。

各運転免許試験場・運転免許更新センター・警察署で受け付けております。詳しくは関連リンクにてご確認ください。

様々な特典が受けられます

「運転経歴証明書」を提示することにより、銀行、ホテル、デパート・スーパー等において、特典を受けることが出来ます。詳しくは関連リンクよりご確認ください。

北区役所では、運転免許証の自主返納及び運転経歴証明書の申請業務は行っていません。各運転免許試験場・運転免許更新センター・警察署にお問い合わせください。

また、北区独自の特典はございませんので、ご理解をお願いいたします。

交通事故の約4割は高齢者が関与

直近3年(令和2年~令和4年)において、北区の交通事故における高齢者関与率は平均約36%と高く、49の東京都区市町村別で平均約15位と高い結果になっています。
特に、令和元年は40.3%と、近年で唯一40%を超える非常に高い結果もありました。

この数値は、自動車に限らず交通事故全件におけるものです。また、高齢者は65歳以上を指します。


加齢による視野障害や身体機能低下、筋肉の衰え等により、運転時の操作ミスが起こりやすくなります。
運転には「十分に見えている視野」が必要であり、加齢とともに視野が狭くなったり部分的に見えなくなったりします。

最近このようなことはありませんでしたか?

  • 右左折のウインカーを間違って出したり忘れたりする
  • 歩行者、障害物、他の車に注意がいかないことがある
  • カーブをスムーズに曲がれないことがある
  • 車庫入れのとき、塀や壁をこすることが増えた

(警察庁・都道府県警察「運転免許証の自主返納制度リーフレット」より)


安全運転をより一層心掛けるなかで、交通事故の加害者にも被害者にもならないよう、運転免許証の自主返納をご検討ください。

お問い合わせ

所属課室:土木部交通事業担当課 

〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 北区役所第一庁舎3階11番

電話番号:03-3908-9216