令和６年10月５日（土）から７日（月）まで京都、奈良へ修学旅行に行ってきました。とても暑い３日間でしたが、充実した修学旅行になりました。とくに２日目の班行動ではほとんどの班が協力して予定時刻内に戻ってきました。日曜日ということもあり京都市内のバスは非常に混んでいましたが、どの班も相談して臨機応変に対応できたようです。それが今回の修学旅行の大きな成果でした。宿に戻ってきたときの生徒たちの顔は実に達成感に満ちあふれていました。

 

＜主な行程表＞

　◎初　日：東大寺大仏殿見学・奈良公園内班行動・薬師寺（説法あり）

　◎２日目：バス・電車を利用しての京都市内班行動

　◎３日目：タクシーでの班行動

　令和６年７月５日（金）、稲付中学校３学年は、第33回オリンピック競技大会（２０２４/パリ）「ＴＥＡＭ　ＪＡＰＡＮ」壮行会に参加してきました。
　壮行会では、３９０名ほどのオリンピアンが参加し、応援リーダーにスポーツキャスターの松岡修三さん、副リーダーにマラソン金メダリストの高橋尚子さん、ＭＣにアナウンサーの平井理央さんが務め、岸田内閣総理大臣の挨拶（録画）やＪＯＣ副会長の三屋さんの挨拶もありました。
　稲付中学校３学年は、６０００人の観客の前で、４００名近いオリンピアンに対して応援パフォーマンスで「応援の言葉」を届けました。

 

　オリンピックとは、世界最高峰のスポーツの祭典です。このスポーツの祭典にかかわれるのは極々一部の人間だと思っていました。「オリンピックはテレビで応援するもの」という固定観念がありました。しかし、縁あってＪＯＣの方から依頼を受けてこのような形でオリンピックにかかわれたことに、ただ、ただ感謝しかありません。

　目指すことは誰にでもできることかもしれません。しかし、その切符を手にすることができるのはトップの中のさらにトップのアスリートだけです。どれだけの努力と苦労があったのか、一般人には想像すらできないことと思っています。想像を絶する練習を積んできたオリンピアンに生半可な言葉では届きません。どうすれば応援メッセージが届くのか。心を込めた応援メッセージを声と表情と姿勢と、体全体で必死に届けました。正直、どれだけの気持ちが届いたかはわかりません。しかし、あの一瞬、稲付中学校３学年はまさに一つとなり、自分たちのできる最高の応援パフォーマンスをしました。人のためにこんなに一生懸命応援したことなんて今までなかったかもしれません。この経験こそが今回得た大きな、大きな宝物だと思っています。