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最終更新日:2024年12月6日
令和6年度は、研究主題を「児童の学びにおける主体性を育む算数授業」とし、児童の主体性を育む算数授業を研究していきます。
今年度、第2回目の校内研究として、11月18日(月曜日)に、1年3組で研究授業が行われました。
単元は「ひきざん」です。
子供たちが問題と出会う場面では、実際の10枚入りのカードとバラの4枚のカードを提示し、子供たちの学習意欲を高め、一緒に問題をつくりました。
まず算数ブロックを操作して問題を捉え、図や式を使ってノートに考えを書きました。
考えを発表し合い、どのやり方が計算しやすいか考えました。
「数を変えてみても、同じ方法で解けるかな?」と笠原先生が問いかけたことで、子供たちからたくさんの声があがっており、次の学習を楽しみにする姿が見られました。
研究授業後は、前回に引き続き、目黒区立向原小学校長の畔柳信之先生(前西ケ原校長)から指導・講評をいただきました。
先生が子供との関係をよくつくっている。子供たちが自然と算数の世界に引き込まれていたことがすばらしいことである。
カードを使って惹きつけるというのは外的動機付けなので、問題を解きたい意欲が最後まで続かなかった。素材そのものの面白さだけでなく、解決したいと思うことができる状況を設定することが大切である。
今回の授業ではブロック操作が重要であり、全員を共通の土台にのせるためにもみんなで一緒に確認することが必要である。
今回の校内研究を通して、研究主題にある「主体性」という言葉の捉え方について、教員側が改めて考える必要があると感じました。
いただいたご指導を基に日頃の授業改善に努め、子供たちのよりよい学びへとつなげていきます。
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