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最終更新日:2015年4月23日
祭神は品陀和氣命(応神天皇)、帯中津日子命(仲哀天皇)、息長帯比賣命(神功皇后)です。江戸時代より岩淵郷五ヵ村(赤羽根村・下村・袋村・稲付村・岩淵宿)の総鎮守となり、現在に至っています。
創建年代は不詳ですが、由緒によれば延暦年中(782~806)に坂上田村麻呂が東征の途中、このあたりに陣を敷いて三神を勧請したのが始まりといわています。その後、長徳年中(995~9)に源頼光が社殿を再興し、応永・正長年中(1394~1429)に地頭太田資清が社領を寄進、息子道灌が文明元年(1469)に社殿を再建したといわれています。また『新編武蔵風土記稿』には、慶安2年(1649)に赤羽根村内に七石余の年貢・課役免除の朱印が付されたことが記載されています。
現在の本殿は昭和6年に改築されたもので、そこから向かって右側にある神楽殿は絵馬堂を兼ねており、三枚の絵馬が奉納されています。
境内にある工一記念碑や赤羽招魂社は、明治以降、旧陸軍関係の施設が赤羽の台地部分へ移転・拡張し、当時赤羽が「陸軍の町」として知られていたことを物語っています。
赤羽台4-1-6 八幡神社境内
文化財説明板