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最終更新日:2015年4月23日
祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)です。別当寺であった真頂院(足立郡川口宿錫杖寺末寺)の寺伝によれば、応永3年(1369)9月、同院第一世秀善和尚が創立したものだそうです。末社には、稲荷神社二社、ハ幡神社、須賀神社、白山神社、猿太彦神社があり、それぞれ、宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)、品陀和氣命(ほんだわけのみこと)(応神天皇)、須佐之男命(すさのおのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀っています。
『新篇武蔵風土記稿』には、神社の末社である丸山権現がかつての袋村の鎮守で、後にこの諏訪神社に改められたことが記されています。
かつて社前には、袂杉(たもとすぎ)と呼ばれた名木があり、神社の御神木にもなっていました。これは、真頂院の和尚が、諏訪(長野県)から両方の袂に入れて持ち帰り、神社の前後に植えた杉苗の内の一つでした。
現在御神木の切株は、本殿の裏に移され、残っています。
赤羽北3-1-2