ホーム > 文化・観光・スポーツ > 北区飛鳥山博物館 > 北区の歴史と文化財 > 歴史文化財リスト > 歴史文化財リスト滝野川・王子本町地区 > 近藤勇と新選組隊士供養塔
ここから本文です。
掲載開始日:
最終更新日:2015年4月23日
東京都北区指定有形文化財(歴史資料)
平成15年12月10日指定
慶応4年(1868)4月25日、新選組局長であった近藤勇は、中山道板橋宿手前の平尾一里塚付近に設けられた刑場で官軍により斬首処刑されました。その後、首級は京都に送られ胴体は刑場より少し離れたこの場所に埋葬されました。
本供養塔は没後の明治9年(1876)5月に隊士の一人である永倉新八が発起人となり造立されました。高さ3.6メートル程ある独特の細長い角柱状で、銘文と近藤勇、土方歳三、合計110名の隊士などの名前が刻まれています。
本供養塔には、近藤勇のほか多くのゆかりの者たちが祀られているので、新選組研究を行う際の基本資料とされ、学術性も高く貴重な文化財です。
北区滝野川7-8-1寿徳寺境外墓地
JR板橋駅東口すぐ
供養等の見学は自由に行えます。