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最終更新日:2019年10月12日
醸造試験所は、醸造方法の研究や清酒の品質の改良をはかることと、講習会により醸造技術や研究成果を広く普及させることなどを目的に、明治37年(1904)に創立されました。
試験所の中核施設となる第一工場は、一部三階建の煉瓦造で、大蔵省技師の妻木頼黄(つまきよりなか)が設計・監督しました。第一工場は、躯体の煉瓦壁の一部に中空部分を設けて外部の温度変化の影響を受けにくくし、リンデ式アンモニア冷凍機を用いた空調設備を備えるなど、ビール醸造施設を応用した設計がなされています。
平成26年12月に国の重要文化財(建造物)に登録されました。
※建物内部は、通常非公開です。
滝野川2-6 醸造試験所跡地公園隣接
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所属課室:教育委員会事務局教育振興部飛鳥山博物館
電話番号:03-3916-1133