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掲載開始日:2017年10月13日
最終更新日:2021年9月17日
東京2020オリンピック競技大会の卓球女子団体に出場し、銀メダルを獲得した北区ゆかりのアスリート(北区立稲付中学校卒業)平野美宇選手にインタビューを実施しました!
※質問内容は東京2020大会プロジェクトチーム(愛称:#ときおぱ)のメンバーが考えました。
Q オリンピックが終わり、今はどのように過ごしていますか。
A いつもよりもゆっくり過ごしています。感染症対策に気を付けながら出掛けることもあります。
Q 初めてのオリンピックでしたが、オリンピックの雰囲気は世界卓球選手権やアジア選手権などほかの国際大会とは違いますか。
A 違いましたね。世界選手権は1年に1回ですが、オリンピックは4年に1回で日本開催なので、この大会にかける思いはいつもの大会とは違いましたし、私自身も違いました。外国の選手もオリンピックは強い思いで戦っていたのかなと。どの大会も大事ですが、オリンピックはさらに気持ちが強くなって勝ちたいという思いでした。
Q オリンピックを終えて感じたことや今後に活かしたいと思ったものはありますか。
A 楽しかったです。ただ、このような状況ですし、私も色々なことがあったので、オリンピックの舞台で試合ができたことに感謝だなと思います。
Q 中国の選手はどのようなところが強いと感じますか。
A 準決勝までとは違って、決勝の対中国戦では今まで通用していたプレーがなかなか決まらなくて1点取るのが難しかったです。最後の1本を取るのも、こちらがミスをしてしまうと差が開いてしまうなと感じました。
Q ダブルスや団体のメンバーは試合の前や途中でどんな話をしているのですか。
A 作戦が多いですね。ダブルスでは一人の考えではできないのでパートナーと話し合ったりとか。団体戦は3人の選手と監督がいたので1分間アドバイスをもらって戦術を見直したり考えてから試合に戻ります。
Q 卒業後に稲付中学校に行ったことはありますか。
A 今は校舎が綺麗になっていて、私は前の校舎だったので、新しい校舎に入ったことがないんです。
Q 大会が延期になった1年はどのように過ごしていましたか。
A 今までは海外の試合が多かったのですが、この1年は海外での試合がほとんどありませんでした。日本で練習する期間が多かったので、ひたすら練習の日々でした。
Q 今後の目標を教えてください。
A 東京2020大会が終わったばかりなのでまずは少し休んで、11月予定の世界選手権ではシングルスでしっかりと良い成績を残して、納得できるプレーができるようにというのが1つの目標です。
Q 次のオリンピックについてはどうですか。
A 3年後なんですけど、今回は団体での代表だったので、シングルスで出場できるように一つずつ選考レースをクリアしていくことが目標です。
Q 区民の皆さんへ一言お願いします。
A 北区は稲付中に通っていたところからで、第二の故郷ぐらいお世話になっています。練習も味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿させていただくことが多かったですし、たくさんの北区の方に応援していただいて、今回の成績が残せたと思っているので、機会があればイベントなどでお返しができればと思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。
インタビューは令和3年8月下旬に行わせていただきました。
※オリンピック試合前は北区にある味の素ナショナルトレーニングセンターで練習・調整を行っていました。
平野美宇選手の出身は山梨県ですが、中学生からJOCエリートアカデミーに所属し、北区立稲付中学校に通っていました。 リオオリンピックには、惜しくも出場できませんでしたが、その悔しさをバネに2016年ワールドカップ(フィラデルフィア)女子シングルス、平成28年度全日本選手権女子シングルスで史上最年少優勝を果たしました。
東京2020大会でのメダル獲得にも、期待のかかる平野選手にインタビューを行いました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ
Q 好きな食べ物はなんですか?
A 甘いものは大好きです。でも我慢しています。
Q 尊敬している人を教えてください。
A 松岡修造さんです。
Q 北区でよく行くスポットはありますか?
A 特に決まった場所はありませんが、赤羽駅周辺で買い物をすることがあります。
Q 卓球を始めたきっかけはなんですか
A お母さんと一緒に居たかったため、卓球教室へ連れて行ってもらって始めました。
Q 卓球の魅力、面白さを教えてください。
A できなかった技術ができるようになったり、強い選手に勝てたりするとすごく嬉しいです。
Q 卓球をしていて、よかったことはなんですか?
A たくさんの方が応援してくれているので、結果を出せると嬉しいです。
ー逆につらかったことはなんですか?
結果を出せていないときや、練習で上手くいかないときは、つらいです。
平成28年度トップアスリート直伝教室では、平野選手にも直接指導していただきました。
Q 試合前のゲン担ぎまたは集中力を高めるために、行っていることがあれば教えてください。
A 好きな音楽を聴きます。
Q 日の丸を背負って戦うことに、プレッシャーを感じることはありますか?
A たくさんの期待をしていただいているので、プレッシャーはありますが、それ以上に挑戦する気持ちで戦っています。
Q ファンの方がたくさんいらっしゃると思いますが、平野さんにとってファンとはどんな存在ですか?
A とてもありがたい存在です。みなさんの応援が力になります。
Q 日本人最高位の5位をキープしましたが、強さの秘訣はなんですか?(平成29年8月9日現在)
A 打点を速くして、厳しいコースをつく卓球をすることです。
Q 目標としてきた人はいますか?
A 劉詩文(りゅう しうぇん)選手です。(リオオリンピック女子団体で金メダルを獲得した中国人選手)
教室中では、同じくエリートアカデミー生の張本選手とのデモンストレーションも披露してくれました。
Q 夢を叶えるために1番大切なことはなんですか?
A 毎日の練習を、集中してやることだと思います。
Q 競技を頑張る原動力を教えてください。
A 勝ちたい、強くなりたいと思い続ける気持ちだと思います。
Q オフの日の過ごし方やリフレッシュ方法はなんですか?
A ショッピングです。
Q 東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることについて、どのような思いがありますか?
A オリンピックが日本で開催されるチャンスはなかなかないので、出場して金メダルをとりたいです。
Q 東京2020大会に向けて意気込みや。ここを観てほしいところがあれば教えてください。
A 東京オリンピックでは、金メダルを目指してがんばります!中国人選手を倒して個人戦、団体戦での金メダルを期待して観て欲しいです。
平成29年度中には、区立稲付西山公園内にあるアスリート手形モニュメントに平野選手の手形も加わる予定です。
平野選手のご活躍を期待しています!応援しています!
※平野美宇選手へのインタビューは文書でのやりとりにて、平成29年8月中旬に行いました。
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