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掲載開始日:2017年10月13日
最終更新日:2023年2月1日
2008年北京パラリンピック、2012年ロンドンパラリンピック、2016年リオパラリンピックと3年連続でパラリンピックに出場している多川知希選手。2016年リオパラリンピック、さらには2017年世界パラ陸上選手権でも4×100mリレーで銅メダルを獲得しました。北区在住の多川選手のすごさに迫るため、インタビューをさせていただきました。
写真:アフロスポーツ
Q 好きな食べ物はなんですか?
A 冷やし中華とキムチチャーハンです。鳩サブレも好きです。
Q 自分を動物に例えるとなんですか?
A 馬です。顔が細長いからです。
Q 尊敬している人を教えてください。
A 両親です。
Q 座右の銘を教えてください。
A 万事全力です。
Q 北区でよく行くスポットはありますか?
A 味の素ナショナルトレーニングセンターや十条銀座商店街には、よく行きます。
区立稲付西山公園内にあるアスリート手形モニュメントには、多川選手の手形も設置しています。
ぜひ銅メダリストの多川選手の手と合わせてみてください!
Q 陸上競技を始めたきっかけはなんですか?
A 中学校の頃、友達と一緒に陸上部に入ったことがきっかけです。当時は”すごく足が速い”というわけではありませんでした。
Q 陸上競技の魅力、面白さを教えてください。
A タイム(記録)があるため、今までの自分と勝負できることです。また数字によって勝ち負けが決まるので、結果がわかりやすいところです。
Q 陸上競技をしていてよかったことはありますか?
A 多くの新しい出会いがあったことや多くの場所に出かけることができること、障害を持っていることに自信を持てたことです。
ー逆につらかったことはありますか?
2010年アジア大会で、自分の実力を出し切れずに惨敗したことです。自分の調子が悪く、全くの惨敗でした。
Q 試合前のゲン担ぎまたは集中力を高める方法があれば教えてください。
A 試合前に120m走を行なって、自分自身でタイムを測り、その日の調子をみることです。
試合前に一喜一憂することが良いことなのかは、わかりません。
Q 毎日欠かさず行なっていることはありますか?
A 腹筋や腕立て伏せなどのいずれかの補強運動を毎朝行なっています。
Q 試合前は緊張しますか?
A 緊張します。
Q リオパラリンピックでのここだけの話を教えてください。
A 実はリレー競技の前日、緊張して2時間ぐらいしか眠れませんでした。ですので試合前はすごく眠かったのを覚えています。
Q 東京でオリンピック・パラリンピックが開催されることについてどう思いますか?
A 神様が与えてくれたチャンスだと思います。自分が競技をしている間で挑戦できることはとてもうれしいことです。
平成28年12月には、障害者週間記念講演会にご出演いただき、これまでの生い立ちやリオパラリンピックのことなどについて、お話しいただきました。
Q リフレッシュ方法はなんですか?
A 寝ることです。
Q 自分の性格を一言で表すならなんですか?
A 明るいことだと思います。
Q 大学生時代の思い出を教えてください。
A 最高に楽しい6年間でした。勉強に運動に遊びに多くのことを経験することができました。なかでも在学中に「北京パラリンピック」に出場できたことで、今の自分があるといっても過言ではありません。
Q メダルはどこに保管してますか?
A 箱に入れて袋の中に入れています。特段、飾ったりはしていません。
Q 今の夢を教えてください。
A 東京2020パラリンピックで活躍することです。
Q 夢を叶えるために1番大切だと思うことはなんですか?
A あきらめないことです。数多くの選択肢から選んだ”自分の道”が正しかったと言えるまで、あきらめずに頑張ることだと思います。
Q スポーツを頑張る子どもたちにメッセージをお願いします。
A やり続けることです。
リオパラリンピックでは、4×100mリレーでメダルを獲得しました。(左から2人目)
今後のご活躍も期待しています!!(©フォートキシモト)
※多川知希選手へのインタビューは文書でのやりとりにて、平成29年8月中旬に行いました。
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