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掲載開始日:2022年3月10日
最終更新日:2022年10月3日
令和4年3月10日(木)、北京2022冬季オリンピックに出場した北区ゆかりのアスリートの鈴木沙織選手(城北信用金庫:本部北区)の報告会を開催しました!
Q オリンピックは2回目でしたが緊張しましたか。
A 前回(2018平昌)よりは大分落ち着いていたと思います。
Q 大会後の心境はいかがですか。
A 前回大会では、緊張等で自分らしい滑りが全くできませんでした。そのような自分の姿がどうしても許せず、やり直しをしたくてこの4年間やってきたという思いがありました。今回の大会が終わって、やり直せたという達成感もあるのですが、ミスもあり悔しい思いもあるので、大会直後は色々な気持ちが入り混じったような感じでした。今は本当に楽しかったという思いと、涙ながらのインタビューだったので、それがよかったのかどうかという葛藤があり、色々考えることが尽きないといった状況です。
Q 本番前、競技会場ではどのくらい前から練習をしたのですか。
A 練習は本番の3日前から、決められた時間の中で練習をしました。
Q 日本では普段どこで練習しているのですか。
A 基本的には日本で練習をしていなくて、欧米で練習することが多いです。日本だとハーフパイプで練習できるのが2月中旬から3月下旬くらいまでの短い期間しかなく、試合が無ければ日本で練習をするのですが、基本的には海外で練習をしています。
Q 国内で練習が出来る場所はどこにあるのですか。
A 北海道、青森、新潟、岐阜にあります。ハーフパイプを作る設備が備わっているスキー場が4カ所あります。
Q 冬以外の季節ではどのようなトレーニングを行っていますか。
A トランポリンで空中の感覚を養うトレーニングや、ジャンプ台から水に着水をする練習も行っています。あとは室内のスキー場で練習をしています。
Q ハーフパイプのコース形状について。
A コースを造る人によって変わります。今回のオリンピックに関しては、有名なスイスの職人によって造られたコースでした。綺麗なすごく滑りやすいコースでした。
Q コースは、まるで壁ですよね。
A はい。下から見上げると凄いです。
Q 怖いという感覚は競技を始めたころから無いのですか。
A いいえ、ずっとあります。むしろ年々恐怖心が増しています。
Q スタート前は気合いを入れたりするのですか。
A 毎回決まってやっていることは、体に刺激を与えるために、コーチに3回背中を叩いてもらってからスタートをするといったことをやっています。
Q 怪我をしたことは無いのですか。
A たくさん有ります。膝を4度手術しています。
Q 子供のころからスキーをやっていたのですか。他のスポーツは何かやっていましたか。
A 3歳の時にスキーを始め、競技として始めたのは小学5年生からです。スキー以外は柔道を6年ほどやり、黒帯を持っています。水泳も6年くらいやっていました。
Q 現在は他のスポーツは何かやっていますか。
A 球技は苦手なのですが、走ったりするのが好きなので、トレイルランニングなどをやっています。あとはリフレッシュでボルダリングなどもやります。
Q 今後の目標について
A 全日本選手権があるので、それに向けて頑張ります。
Q 区民の皆さまに一言おねがいします。
A 応援をしていただきありがとうございました。悔いなくやりきったという思いが今はすごく強いです。そう思えるのは北区の多くの皆さまに暖かく見守っていただいたからだと心から思っています。本当に「ありがとうございました」といった感謝の言葉に尽きると思います。
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