ご利用案内

開館時間
午前10時から午後5時(常設展示室観覧券の発行は午後4時30分まで)
※埋蔵文化財の届出等に関するお問合せ・受付
月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時
休館日
毎週月曜日
国民の祝日・休日の場合は開館し、直後の平日に振替休館
年末年始(12月28日~1月4日)
臨時休館日
観覧料
一般 300円(団体240円)
※障害者手帳をご提示いただいた場合は、一般券を半額でご利用になれます。(障害のある方お一人につき、介助者1名まで観覧料が免除になります。)
65歳以上 150円
小・中・高 100円(団体80円)
※小学生未満は無料
※団体扱いは20名以上

北区飛鳥山博物館だより ぼいす

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掲載開始日:

最終更新日:2015年4月23日

文化財説明板伊佐家の墓

円勝寺の墓域には石州流茶道の流れをくむ伊佐家代々の墓があり、墓石に文化5年(1808)11月銘の初代と二代の和歌及び・俳句が刻まれています。

出る日も入る日も遠き霊鷲山
またゝくひまに入相のかね
初代 半寸庵知當

後世のたひおもむきたまふ秋の夜の
わかれそむかし今のおもひて
二世 半寸庵知義

極楽や 冬こもりする 阿弥陀堂
二世 半寸庵吟洌

伊佐家は江戸時代の茶人の家柄で、代々幸琢(こうたく)を名乗り、数寄屋頭を勤めました。初代(1684~1754)は半々庵と号し、怡渓宗悦(いけいそうえつ)に石州流茶道を学んで石州流伊佐派の開祖となりました。二代(1706~95)は半提庵、三代(?~1808)は半寸庵と号しました。
数寄屋頭とは茶道頭とも称した江戸幕府の職制で、若年寄の支配下にありました。職務は数寄屋坊主を指揮して、御三家や大名などの茶事を取り扱うことです。伊佐家は数寄屋頭として幕府の茶道を支配していたので、武家茶道界では大きな勢力を持っていました。特に三代の門下からは、茶人としても著名な松江藩主の松平不昧(治郷・1751~1818)などが輩出しました。

文化財説明板設置場所

中里3-1-1 円勝寺境内

散策のヒント

文化財説明板