ご利用案内

開館時間
午前10時から午後5時(常設展示室観覧券の発行は午後4時30分まで)
※埋蔵文化財の届出等に関するお問合せ・受付
月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時
休館日
毎週月曜日
国民の祝日・休日の場合は開館し、直後の平日に振替休館
年末年始(12月28日~1月4日)
臨時休館日
観覧料
一般 300円(団体240円)
※障害者手帳をご提示いただいた場合は、一般券を半額でご利用になれます。(障害のある方お一人につき、介助者1名まで観覧料が免除になります。)
65歳以上 150円
小・中・高 100円(団体80円)
※小学生未満は無料
※団体扱いは20名以上

北区飛鳥山博物館だより ぼいす

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最終更新日:2016年2月16日

【王子】江戸高名会亭尽 王子

江戸高名会亭尽 王子

大判横 歌川広重 天保9~11年頃(1838-40)

 かつて王子の街道や石神井川(王子付近では音無川とも呼ばれる)沿いには料理屋が建ち並んでいました。なかでも海老屋と扇屋はともに寛政11年(1799)開業と伝えられ、文化・文政期には江戸の料理屋番付でも上位に登場するほどの有名料理屋でした。
 本作品には、石神井川に面した座敷で飲食を楽しんだり、清流で遊んだり、対岸の庭園や周辺の風景を愛でたりと、思い思いに憩いのひとときを過ごす人々の様子が描かれています。

 王子の料理屋

 本作品の舞台となった場所は現在の音無親水公園がある辺りで、有名料理屋であった海老屋と扇屋をはじめ、街道沿いに料理屋などが軒を連ねていました。

 画題の横には「扇屋へ 馴染になつた 三の午」と句が添えられており、初午・二の午・三の午と王子稲荷に参詣するたびに扇屋に足を運んでようやく馴染みになれたというほど、贔屓客の多い人気店だったことがわかります。

 海老屋は明治中頃に姿を消しますが、扇屋は今も昔ながらの玉子焼きの味を伝えています。

お問い合わせ

所属課室:教育委員会事務局教育振興部飛鳥山博物館管理運営係

〒114-0002 東京都北区王子1-1-3 飛鳥山公園内

電話番号:03-3916-1133

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