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最終更新日:2016年2月16日
大判横 小林清親 明治12年(1879)
絵師の小林清親は明治期を代表する浮世絵師と言われ、輪郭線を取らない表現と光と影を効果的に用いた技法を用いて、大気や光の微妙な表情を描き出すことを得意としました。
この作品では隅田川(旧荒川)をはさんで、手前が北区側、対岸の大きな屋根が川口善光寺です。雨上がりなのでしょうか、厚い雲が途切れ、空が夕焼けに染まるなか、人々を乗せた船がゆっくりと渡っていく郊外の情景が描かれています。
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