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最終更新日:2016年2月16日
大判竪 歌川広重 安政4年(1857)
「川口の渡し」は「岩淵の渡し」とも呼ばれ、岩淵と川口の間、約60間を行き来していました。本作品では、画面上部に川口善光寺、画面下部には北区側の渡船場付近が俯瞰図法で描かれ、川口から渡ってくる船を待つ人の姿も見られます。
また、上流からは木材運搬の筏が何隻も連なり、かつての隅田川(旧荒川)が人や物が頻繁に行き交う重要な交通路であったことが伝わります。
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