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掲載開始日:2024年11月12日

最終更新日:2024年11月20日

令和6年度 北区立学校生徒海外交流事業【派遣の様子No.5】

【9日目】11月20日(水)の活動の様子

今日のウォルナットクリーク市は曇っていますが、ここ3~4日の中では暖かい朝を迎えています。

今日は、学校全体でのフェアウェルとホストファミリーとのフェアウェルパーティが予定されています。朝の交流生たちのミーティングでは、引率の教員から「実質今日が最終日、後悔しないように!」との話がありました。交流生たちは、一人一人そのことを自覚し、引き締まった表情で1時間目の授業に向かう姿がありました。


【Dグループ 2年生に向けての授業】

Dグループの交流生は2年生の児童に向けて、「かるた遊び」の授業をしました。

まずはじめに手作りのかるたを一枚一枚紹介しながら児童と一緒に読み上げ、次にルールの説明をしました。その後、3つのグループに分かれ、1グループに2人の交流生が付き、かるた遊びをしました。取れた子は喜び、取れなかった子は悔しがるなど、日本の子どもたちと同じように夢中になって遊んでいました。また、ゲーム中はけんかにならないように、「おめでとう」、「ありがとう」を言うような工夫もしていました。

残りの時間は一緒に折り紙で兜(かぶと)を折りました。英語で丁寧に折り方を教えながら見本を見せ、出来上がった兜を頭に乗せると、児童たちはとても嬉しそうにしていました。

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【Fグループ 幼稚園児に向けての授業】

Fグループの交流生は幼児に向けて、「だるまさんが転んだと折り紙」の授業をしました。昨日も授業をしましたが、本日も2クラス合同の授業となりました。はじめは「パンダうさぎコアラの手遊び歌」を一緒にやり、次に「だるまさんが転んだ」の説明を教室内で行い、交流生が見本を見せた後、外に出てやってみました。まずは交流生が鬼になりましたが、幼児たちは夢中になって遊んでいました。しばらくすると、幼児たちは鬼をやってみたくなり、幼児たちがみんなで鬼を、交流生は皆で近づく側をやるという面白い形で楽しみました。

残りの時間は、鬼ごっこをしたり、折り紙を折ったりと、幼児たちは日本のお兄さんお姉さんと一緒に時間が過ぎても和気あいあいと楽しそうに遊んでいました。

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【フェアウェルアッセンブリー】

午後は、フェアウェルアッセンブリー(学校内でのお別れ会)が体育館で行われました。会の冒頭で、8年生のホストフレンドと授業の合間に練習した「ハッピー」と「パプリカ」のサプライズダンスの披露がありました。短い練習ながらも完成度の高いダンスに、会場から大きな拍手が起こりました。

その後、団長挨拶、代表交流生スピーチを行い、交流生たちからは「英語バージョンのラジオ体操」、「旅立ちの日に」を披露しました。「ラジオ体操」では一糸乱れぬ交流生の姿に、会場からは驚きの声が聞こえてきました。また、「旅立ちの日に」はパートに分かれて歌い、綺麗なハーモニーを会場に響かせ、感謝の気持ちを伝えていました。SHSからの出し物では、3・4年生は「チューリップ」を、3年生はウクレレで、4年生は歌に振り付け付きで披露しました。また、SHS幼児児童から交流生にメッセージカードの贈呈、6年生による日本のアニメの主題歌「オレンジ」の歌の披露がありました。そして会の最後には、会場全員でSHSの校歌を歌いました。とても感動的なフェアウェルアッセンブリーでした。

交流生は、この派遣を通じてとても多くの貴重な体験をすることができました。SHSの先生、幼児、児童、生徒、ホストフレンドの温かさとアメリカの「おもてなし」をいっぱい受けながら、素晴らしい友情の絆を深めることができました。

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フェアウェルアッセンブリーとフェアウェルパーティの間に、数年前に北区の交流生としてSHSを訪れた事のある青年が、サプライズで登場しました。今回、全くのプライベートでサンフランシスコとウォルナットクリーク市のホストファミリーを尋ねたところ、ちょうど派遣団が来ているということが耳に入り、SHSまで来てくれたのでした。彼から交流生に対し「挑戦する事の大切さ」の話をしていただき、経験者の重みのある言葉に聞き入っていました。


【フェアウェルパーティ】

全てのホストファミリーとホストフレンド、交流生が体育館に集まり、フェアウェルパーティが行われました。フェアウェルパーティでは、まずSHSの校長先生の挨拶があり、「この派遣は私たちの心に消えない足跡を残してくれた」との感謝の言葉がありました。次に、団長挨拶、代表交流生のスピーチがあり、その後、SHSの代表生徒からは、「この絆はずっと続く。2月が楽しみ」、「この経験を決して忘れない」との言葉がありました。

そしてアメリカで披露する最後の「ブリンバンバンボンからのソーラン節」と「ホールニューワールド」を全力で披露し、やりきっていました。会が終わった後は、ホストファミリーとフレンドと交流生でいつまでも別れを惜しむ姿を見ることができました。

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令和6年度 北区立学校生徒海外交流事業【派遣の様子No.4】はこちらから

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