掲載開始日:2023年11月7日
最終更新日:2023年11月17日
令和5年度 北区立中学校生徒海外交流事業【派遣の様子No.2】
派遣の様子を紹介します!!
11月7日(火曜日)から11月17日(金曜日)までの期間、北区立中学校の第2学年生徒40名及び引率教員等8名の派遣団は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ウォルナットクリーク市を訪問しました。
派遣中、現地の学校・セブンヒルズスクール(このサイトでは「SHS」と表記します。)への体験入学をはじめウォルナットクリーク市長訪問や現地ラスロマス高校で日本語を学ぶ高校生との交流、SHSの8年生生徒(日本に中学2年生に相当)の自宅にホームステイ生活を過ごしました。
このサイトでは、令和5年度における派遣の様子を紹介します。
【3日目】11月9日(木曜日)の活動の様子
【セブンヒルズスクールでの歓迎会】
今日からSHSでの体験交流が始まります。昨晩からお世話になっているホストファミリーの方にSHSへ送っていただき、ホストフレンドとともに登校しました。今日は、始めに北区派遣団の歓迎会がアリーナで行われました。派遣生は、これまでの事前研修の中で準備してきたカントリーロードの歌やアイドルのダンスの披露、SHSの皆さんへのスピーチをしました。SHSの皆さんからは、小学生による歌やダンス、中学2年生によるスリラーのダンスやスピーチがありました。発表のたびに大きな拍手に包まれました。歓迎会後は、スリラーのダンスをSHSの先生から教えていただき、ホストフレンドとともに全員で踊りました。とても楽しい時間を過ごしました。
【Cグループ・4年生に向けての授業】
この派遣期間中、派遣生は6~7人のグループに分かれSHSの幼稚園生から5年生までの子供たちに対して日本の伝統や文化を伝える授業を行います。これまでの事前研修ではこの授業に向けて子供たちに自分たちの思いを分かりやすく伝えるためには、どのように接したらよいか、どのようなものを準備したらよいか、多くのことを考えて臨んできました。
今日は歓迎会の後、小学4年生の児童に対してCグループの派遣生が、「日本のアニメ」についての授業を行いました。始めに主題歌を派遣生が歌って紹介し、その後アニメの主人公の名前を当てる3択クイズでは、ユーモアを交え出題しとても盛り上がりました。
【SHSでの学校生活】
SHSでの体験入学では、派遣生が授業を行うだけでなく、派遣生と同年代8年生のホストフレンドの授業にも参加します。SHSの生徒はとても積極的に授業に参加しており、派遣生はとても刺激を受けているようでした。昼食はブッフェスタイルで、各々が食べたいものを選び、ホストフレンドも交え、和やかに食べています。過去のSHSでは、仲間と会食するスタイルではありませんでした。北区との相互交流の中でSHSの教員が日本の学校での給食のスタイルに感銘を受け、導入した経緯があるとのことです。北区とSHSとの相互交流を通して互いのよい文化を取り入れ、SHSでは学校経営を進めています。
【4日目】11月10日(金曜日)の活動の様子
【Dグループ・1年生に向けての授業】
SHSでの学校生活2に日目は、AグループとDグループが1年生に向けての授業を行いました。
Dグループの派遣生は、1年生の児童に向けて「日本の昔遊び」の授業を行い、昔の遊びとして、ケン玉と竹とんぼを紹介しました。ケン玉の紹介では、派遣生が始めに模範演技を見せるとSHSの児童は、自分もやってみたいととても興味を示してくれました。実際にやってみると難しく、なかなかうまくはできませんでしたができるようになりたいと頑張っていました。竹とんぼでは、始めに児童一人一人が自分の竹とんぼに色付けをし、その後、派遣生が飛ばし方を教えました。派遣生の支援もあり、竹とんぼを高くまで飛ばせる児童が見られました。派遣生、児童ともに充実した時間を過ごすことができました。
【Aグループ・1年生に向けての授業】
Aグループの派遣生も1年生の児童に向けて、「日本のアニメ」について授業をしました。日本のアニメについて、スライドを使って丁寧に説明し、動画を紹介しました。派遣生は、児童からの質問にも英語で答え、やり取りをすることができていました。1年生ということもあり、集中力が続かないこともありましたが、途中で休憩を入れ、教室外で運動させるなど工夫して教えていました。派遣生が日本のアニメに誇りをもち堂々と説明する姿は素晴らしかったです。
【5日目】11月11日(土曜日)の活動の様子
11日(土曜日)、12日(日曜日)の2日間は、SHSはお休みです。派遣生はホストファミリーと一緒に休日を過ごします。アメリカでは11月23日(木曜日)は、感謝祭(サンクスギビング・デー)の祝日です。アメリカの家庭では、この感謝祭で家族ぐるみのパーティーを催すことも多く、この準備を行うホストファミリーもあるのではないでしょうか。アメリカならではの文化や風習を楽しんでください。
【SHSの施設を紹介します】
SHSはアメリカ合衆国カリフォルニア州ウォルナットクリーク市にある私立学校で、幼稚園から日本の中学2年生に相当する8年生までが在籍し、恵まれた環境を生かした質の高い教育をしています。学校ホームページはこちらから(外部サイトへリンク)・・・
セブンヒルズスクールは、広大な自然の中に学校があり、日本の学校の校舎とは異なり、教室ごとに建物が配置されています。(左) 最大20人の学級のため、教室はそれほど広さはありません。(右)
体育館の入口には過去訪問した派遣団の横断幕がかけられていました。(左)
図書館の書籍は充実しており、日本語の本も置いてあります。(右)
大自然の中に校庭があります。下の写真はレクリエーション時の写真です。2チームに分かれて、チームごとに手をつなぎ、フラフープをどちらが早く回せるか競っていました。
【6日目】11月12日(日曜日)の活動の様子
【派遣期間も、後半戦に突入します】
体調不良を訴える派遣生もなく、家族の一員として迎え入れてくれています。今日もホストファミリーの方と一緒に有意義な時間を過ごしていることと思います。早いもので、この派遣期間も後半戦に突入します。明日からは、SHSでの授業参加や交流活動に加え、現地の高校(ラスロマス高校)やウォルナットクリーク市長との訪問を予定しています。慣れない生活で疲れもあるかとは思いますが、さらに充実した日々なるよう期待しています。
所属課室:教育委員会事務局教育振興部教育指導課指導係
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電話番号:03‐3908‐9287