ホーム > 子育て・教育 > 教育についての取り組み > 学校教育の充実・支援 > 令和6年度北区立学校生徒海外交流事業【派遣の様子No.4】《令和6年11月実施》
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掲載開始日:2024年11月12日
最終更新日:2024年11月19日
今朝のウォルナットクリークの朝も冷え込んでいます。今日は午前中は授業、午後は現地のラスロマス高校の訪問、ウォルナットクリーク市の表敬訪問があります。
SHSの児童への授業は、今日が初めてのグループもあり、直前で時間が短くなったり、内容を臨機応変に対応したりと、グループ全員で力を合わせて頑張っています。学校での日々の活動にも慣れ、充実した様子で学校生活を送っています。
【Eグループ 1年生に向けての授業】
Eグループの交流生は1年生の児童に向けて、「紙飛行機作り」の授業をしました。まず始めに、1人ずつ好きな柄の紙を選びます。そして、SHS児童2?3人に2人の交流生が付き、実際に折りながら折り方を教えていきます。交流生は床に膝を着いて目線を下げ、英語で丁寧に説明していました。
折り終わったら、教室内で飛ばしましたが、飛ばし始めるともっと遠くまで飛ばしたくなり、外に出て思いっきり飛ばしました。みんなで一斉に飛ばして誰が一番遠くまで飛ばせるかもやり、1年生は授業の終わる時間まで、交流生たちと夢中になって楽しく飛ばしていました。
【Cグループ 4年生に向けての授業】
Cグループの交流生は4年生の児童に向けて、「紙飛行機作りと日本のクイズ」の授業をしました。SHSの児童3~4人に交流生2人が付き、きたコンを1台を置いて折り方を映しながら折っていきます。交流生たちの丁寧な説明もあり、4年生たちは少しのサポートでどんどん折ることができていました。できたら外に出てグループごとに飛ばします。クラスの児童全員が飛ばし終えたら、遠くに飛んだ上位8名を発表し、手作りのメダルをあげていました。残った時間は日本食やアニメ、漢字などの日本の文化に関するクイズをしました。○×の効果音もあり、とても盛り上がっていました。
また、ラスロマス高校へ出発する前には、火災を想定した全校での避難訓練がありました。「ビー、ビー」という大きなブザー音とともに火災報知器の白い光が点灯します。各教室の授業担当の先生が児童・生徒を誘導し、駐車場に避難します。集合後、SHSの先生方は持っているレシーバーで点呼をした結果を報告していきます。交流生たちも一緒に参加し、貴重な経験をすることができました。
【ラスロマス高校を訪問しました。】
午後は、現地の公立高校・ラスロマス高校を訪問しました。ラスロマス高校には、日本語を学ぶクラスがあります。到着後、日本語担当の先生がグランド等の施設を紹介してくれました。その後、多目的室で団長挨拶と代表交流生挨拶、日本語クラスの高校生1人につき交流生2~3人でグループを作り、日本語を使って昼食を食べながら交流をしました。
交流生は英語で、高校生は日本語でお互いに交流した内容を全体に発表しました。日本語クラスの高校生たちは日本語がとても上手で、よく勉強していることが分かりました。発表が終わるとお互いにハイタッチをするなど、終始和やかな雰囲気の中で、楽しみながら充実した交流ができました。
【ウォルナットクリーク市長表敬訪問】
ラスロマス高校訪問後、ウォルナットクリーク市長を表敬訪問しました。市庁舎に着くと次期市長のお出迎えがありました。
そして議場では、現市長から歓迎の挨拶の後、団長挨拶、代表交流生挨拶を行いました。交流生から市長への質問の時間では、「市の魅力について」、「市長の仕事のやりがい」、「市内で好きな場所」などがあり、現市長は、交流生からの1つ1つの質問に丁寧に答えていただき、ウォルナットクリーク市を想う気持ちを感じることが出来ました。
また、市長から交流生には、「ウォルナットクリーク市の好きなところは?」とサプライズでの質問があり、交流生は「美しい自然!」、「ホストファミリーをはじめ皆が優しい!」などと積極的に答えていました。その後、全体で写真撮影を行い、帰る際には、交流生一人一人にプレゼントが手渡されました。短い時間でしたが、とても充実した表敬訪問となりました。
令和6年度 北区立学校生徒海外交流事業【派遣の様子No.3】はこちらから
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