ホーム > 子育て・教育 > 教育についての取り組み > 学校教育の充実・支援 > 令和6年度北区立学校生徒海外交流事業【派遣の様子No.3】《令和6年11月実施》
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掲載開始日:2024年11月12日
最終更新日:2024年11月20日
今日のウォルナットクリークの朝も肌寒いですが、空気が澄んでいて清々しいです。日中は気温が上がるため、日向はとても暖かいです。
この週末、交流生たちはホストファミリーと充実した時間を過ごせたようで、今朝は皆笑顔で登校していました。また、ホストフレンドとのやりとりを見ていると、お互いの距離がより一層近づいているようでした。
アメリカでの生活も折り返しを過ぎ、残りわずかとなってきました。今日から、交流生たちが先生役となる授業も始まります。授業前には、緊張する交流生とワクワクしながら授業を楽しみに待つSHSの児童の姿がありました。
【Aグループ 3年生に向けての授業】
Aグループの交流生は3年生の児童に向けて、「かるた遊び」の授業をしました。日本の伝統的な文化や食べ物、有名な人物などを手作りかるたにし、かるた遊びを通して日本の事をを紹介しながら学んでもらいます。遊び方のルールを学ぶ場面では、かるたを読み上げる時に手を頭に乗せて待つ姿がとても可愛らしかったです。お手つきをしたら一回休むルールの理解は少し難しいようでした。
授業の流れもスムーズで、3年生たちは夢中になってかるた遊びを楽しんでいました。
【Bグループ 5年生に向けての授業】
Bグループの交流生は5年生の児童に向けて、「おはしの使い方」、「折り紙」の授業をしました。折り紙の授業では兜(かぶと)を折り、児童たちは交流生が事前に作成したスライド見たり交流生の説明を聞いたりしながら、丁寧に折っていました。中には、とても早く出来ている児童もいて、折った経験があるようでした。
児童たちは出来上がった兜を頭に乗せ、嬉しそうにしていました。お箸の使い方では、使い方の説明をした後、節分豆を箸でつかんで隣の皿に運び、その速さをグループで競うゲームをしました。日本人でも苦戦するゲームですが、グループ対抗だったため、とても盛り上がっていました。ゲームが終わった後は、少し時間が余ったため、節分豆を試食し、気に入った児童はいっぱい食べていました。
【SHSの施設・様子を紹介します】
中学生が主に活動する建物の入り口には、千羽鶴やこいのぼりが飾られています。
こういったところからも、SHSが北区と長年交流している様子が伺えます。また、校舎のいたる所で日本語や日本の画像・絵を見ることができます。
SHSの6年生の児童は、今年度から日本語の授業が始まっています。伺った授業では、交流生も入り、日本語でフルーツバスケットをしながら、楽しく学んでいました。
SHSの敷地内には幼稚園が併設されています。広い園庭があり、仕切られてはいますが、歓迎会等の行事では一緒に参加し、交流をしています。
1日のカリキュラムには、午前中にSnack recessという20分程度の休憩時間があります。スナックを食べたりドリンクを飲んだり、また、置いてあるバナナ・みかん・リンゴも各自好きに食べることができます。
令和6年度 北区立学校生徒海外交流事業【派遣の様子No.2】はこちらから
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