ホーム > 文化・観光・スポーツ > 北区飛鳥山博物館 > 北区の歴史と文化財 > 歴史文化財リスト > 歴史文化財リスト十条地区 > 静勝寺除地検地絵図・古文書
ここから本文です。
掲載開始日:
最終更新日:2015年4月23日
東京都北区指定有形文化財(古文書)
平成5年10月25日指定
*印の語句をクリックするとキーワード解説がご覧になれます。
静勝寺文書は、赤羽西にある静勝寺に伝存した文書群です。承応から昭和にいたる文書群のうち、近世文書68点が「静勝寺除地検地絵図・古文書」として平成5年に北区指定有形文化財(古文書)に指定され、近代文書152点が「静勝寺近代文書」として平成4年に北区指定有形文化財(古文書)に台帳搭載されています。
静勝寺境内一帯は、太田道灌(*1)が築城した戦国時代の砦、「稲付城」跡でした。区指定有形文化財のうち、貞享4年(1687)の静勝寺除地検地絵図は、城塁配置を知ることができる最も古い絵図で、境内や付近の地形、稲付城の空堀の遺構が描かれています。
この他、絵図成立に関連したものや、境内の堂舎普請や太田道灌顕彰のための活動、寺院財政の一端を示す文書なども伝存しており、当時の静勝寺の様子を知る上でも貴重な資料であるといえます。
赤羽西1-21-17 静勝寺所有
※静勝寺で古文書の公開はしておりません。
※詳細は北区立中央図書館(TEL:5993-1125)にお問合せください。