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最終更新日:2020年8月11日
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飛鳥山(あすかやま)に沿って東におりた岩槻街道(いわつきかいどう)は、石神井川(しゃくじいがわ)を渡って左に曲がり、現在の森下通りを抜け、三本杉橋の石の親柱(おやばしら)の位置から北西に台地を登る。この坂が王子大坂である。
岩槻街道は江戸時代、徳川将軍の日光社参の道で日光御成道(*1)と呼ばれた。登り口に子育地蔵(こそだてじぞう)があったので地蔵坂とも呼ばれ、昔は縁日(えんにち)でにぎわった。また、坂の地形が、海鳥の善知鳥(うとう)の嘴(くちばし)のようなので「うとう坂」の名もある。
岸町1-7地先