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掲載開始日:
最終更新日:2015年4月23日
東京都北区指定有形文化財(古文書)
平成5年1月12日指定
芦川家文書は、旧武蔵国豊嶋郡瀧野川村芦川家に伝存した文書群で、寛永2年(1625)付の知行宛行状写から昭和に至る120点の文書から構成されています。
芦川家は文政2年(1819)から瀧野川村に居住し、旗本野間家の家臣として村内の知行地を支配する一方、元治元年(1864)から明治2年(1869)にかけては名主も兼帯していました。文書群には文政期以降の滝野川村内の支配形態や年貢収納状況を示す文書、大砲製造所建設を目的として江戸末期から始められた千川上水路の拡張工事および瀧野川反射炉・錘台用水車建設に関する文書も含まれています。
これらは、当時の瀧野川村内の様子や、幕末期における幕府の軍事政策およびその影響を受けた地域住民との関係を理解する上で貴重な資料であるとして平成5年に北区指定有形文化財(古文書)に指定されました。
個人所有
※詳細は北区立中央図書館(TEL:5993-1125)にお問合せください。