ここから本文です。
掲載開始日:2019年9月20日
最終更新日:2020年3月1日
このたび北区飛鳥山博物館は、秋期企画展「古写真はわたしたちに何を伝えるのか?―写された幕末・明治の北区の名所―」を開催するはこびとなりました。
幕末維新期の王子・飛鳥山・滝野川は日本人のみならず外国人の関心を集めた地であり、その名所の姿は、当時の先端技術であるコロジオン写真によって記録され、また意外なほど多くの写真が今に伝わっています。そのなかには、日本の写真史でもごく初期の1859年に撮影された王子の料理屋・扇屋の写真も含まれるなど、浮世絵などの絵画資料とは異なる景観情報に満ちています。本展示を通じてご来館のみなさまに、幕末維新期の写された名所の姿に触れていただき、地域理解の一助にでもなれば幸いに存じます。
会期:令和元年10月26日(土曜日)~12月15日(日曜日)午前10時~午後5時 会場:特別展示室・ホワイエ 休館日:11月4日(月曜日)を除く毎週月曜日、11月5日(火曜日)
観覧無料
展示構成
1 幕末維新期の王子の料理屋
写真リアリズムと地域像
2 飛鳥山
湿式コロジオン写真が写し出す19世紀の景観
3 王子稲荷
4 滝野川
湿式コロジオン写真で撮影再現
日時:令和元年11月30日(土曜日)午前10時30分~午後4時
会場:ホワイエ
撮影:和田高広氏(ライト&プレイス湿板寫眞館)
定員:5組(1組1名~3名)(抽選)
費用:無料
申込:往復はがきで11月14日(木曜日)必着
北区七社神社前遺跡出土の縄文土器に残された植物の種実痕跡についての速報展示です。分析方法や結果、そこからわかる縄文人の植物利用について紹介します。
会期:12月21日(土曜日)~3月1日(日曜日)
会場:常設展示室「縄文人のくらし」コーナー内
費用:常設展示観覧料
一般300円、障がい者150円、65歳以上150円、小中高生100円
※「ぐるっとパス」「ちかとく」等もご利用になれます。
※障がい者割引をご利用の際には、障害者手帳をご提示ください。また、障害のある方お一人につき、介助者1名まで観覧料が免除になります
○特別講演会「縄文人と植物利用」
展示資料をはじめとして、縄文土器に遺された植物の種実痕跡について、詳しくお話しいただきます。
日時:1月13日(月曜日・祝日)午後1時30分~4時30分
会場:講堂
講師:阿部芳郎氏(明治大学文学部教授)(予定)
佐々木由香氏(明治大学黒曜石研究センター センター員)(予定)
定員:60名(抽選)
費用:200円(資料代)
申込:往復はがき 12月24日(火曜日)必着
野外講座は、少雨決行。昼食代や交通費は各自負担です。終日開催の場合、開催時間には昼食・移動時間を含みます。
参加者の方々と区内の民俗学的な事象を歩きます。今回は旧滝野川村地域を巡って地域の成り立ちや特徴を見ていきましょう。(約5キロメートル歩きます。)
日時:10月19日(土曜日)午後1時30分~4時30分(予定)
会場:講堂・旧滝野川村地域
講師:工藤晴佳(学芸員)
定員:30名(抽選)
費用:無料
申込:往復はがき 10月8日(火曜日)必着
北区指定有形文化財(建造物)「旧松澤家住宅」の現地解説会です。10・11月中は、屋根についての解説パネルを設置し、東京9区古民家スタンプラリーも実施しています。
日時:10月20日(日曜日)午前10時30分~・午後1時30分~
※各回1時間程度、午前・午後とも同一内容
会場:北区ふるさと農家体験館(赤羽西5-2-34 赤羽自然観察公園内)
講師:山口隆太郎・田中葉子(学芸員)、北区ふるさと農家体験館運営協議会
費用:無料
申込:不要(当日、直接会場へお越しください)
北区の1遺跡に注目して、詳しく解説するシリーズ講座です。博物館で座学を行った後に、現地を見学します。今回は、七社神社前遺跡を訪ねます。
日時:10月22日(火・祝)午後1時30分~4時(予定)
会場:[講義]講堂
[見学]西ヶ原2丁目付近 ※現地解散
講師:牛山英昭(学芸員)
定員:30名(抽選)
費用:無料
申込:往復はがき 10月11日(金曜日)必着
飛鳥山公園で、自然観察をしながら拾ったどんぐりを使って、音が出るおもちゃを作ります。
対象:未就学児と保護者1名(2~4名1組)
[でんでんだいこ編]3~5歳児(H25年4月2日~H28年4月1日生まれ)
[マラカス編]1・2歳児(H28年4月2日~H30年4月1日生まれ)
日時:[でんでんだいこ編]10月26日(土曜日)午前10時~正午
[マラカス編]11月9日(土曜日)午前10時~11時30分
※いずれも荒天時は、翌日に順延します。
会場:体験学習室・飛鳥山公園
講師:安武由利子(学芸員)
定員:[でんでんだいこ編]28名(抽選)
[マラカス編]20名(抽選)
費用:子ども1名100円(材料費・参加章代)
申込:往復はがきまたは電子申請
[でんでんだいこ編]10月16日(水曜日)午後3時必着
[マラカス編]10月31日(木曜日)午後3時必着
北区の区界の一部を歩いてたどりながら、周辺地域の歴史や暮らしの移り変わりについて学びます。2日連続講座。
日時:[1日目]11月3日(日曜日)午前10時30分~午後4時(講義と巡見)
[2日目]11月4日(月曜日・祝日)午後1時~4時(巡見のみ)
会場:[1日目]体験学習室~野外(区内) [2日目]野外(区内)
※2日目のみのご参加はできません。
講師:久保埜企美子(学芸員)
定員:30名(抽選)
費用:100円(資料代)
申込:往復はがき 10月18日(金曜日)必着
さまざまな駅弁の掛け紙(レッテル)に描かれた図像を読み解き、昭和時代における全国各地の名所、名産の姿をご紹介します。
日時:11月16日(土曜日)午後1時30分~3時30分
会場:講堂
講師:石倉孝祐(学芸員)
定員:80名(抽選)
費用:無料
申込:往復はがき 11月2日(土曜日)必着
大正8年に建造された旧陸軍の煉瓦造建造物が、北区立中央図書館として再生されていった工事の様子や建物の見どころなどをお話しします。
日時:11月17日(日曜日)午後2時~4時
会場:講堂
講師:(株)佐藤総合計画 篠原正樹氏
定員:80名(抽選)
費用:無料
申込:往復はがきまたは電子申請 11月7日(木曜日)午後4時必着
各地に残る遺跡を訪ねて考古学を楽しむ講座。今回は群馬県高崎市の古墳を訪ねます。(全2回)
日時:[講義]11月23日(土曜日)午後2時~4時
[見学]11月24日(日曜日)午前10時30分~午後4時(予定)
※現地見学は見学地の最寄りの駅集合・解散です。
会場:[講義]講堂
[見学]八幡二子塚古墳・観音塚古墳 ⇒観音塚考古資料館・剣崎長瀞西古墳群 など
講師:鈴木直人(学芸員)
定員:30名(抽選)
費用:100円(入館料)※65歳以上の方と小中学生は無料
申込:往復はがき 11月13日(水曜日)必着
北区指定有形民俗文化財「稲付の餅搗唄」を、保存会の皆さんが目の前で実際に餅を搗きながら唄います。西が丘小学校の皆さんの餅搗唄の踊りの披露もあります。
日時:12月14日(土曜日)午前10時30分~正午ごろ
会場:北区ふるさと農家体験館(赤羽西5-2-34 赤羽自然観察公園内)
費用:無料
実演:稲付千本杵餅練り唄・餅搗き唄保存会
西が丘小学校の皆さん
申込:不要(当日、直接会場へお越しください)
江戸時代の道具に関する絵引き『守貞謾稿』を用いて、当時の生活の様子を読み解きます。
日時:12月15日(日曜日)午後1時30分~3時
会場:講堂
講師:工藤晴佳(学芸員)
定員:60名(抽選)
費用:無料
申込:往復はがき 12月3日(火曜日)必着
新聞を賑わす考古学の記事の中から、これは!という記事をピックアップして解説します。
日時:12月22日(日曜日)午後2時~4時
会場:講堂
講師:鈴木直人(当館学芸員)
定員:60名(抽選)
費用:100円(資料代)
申込:往復はがきまたは電子申請 12月11日(水曜日)午後4時必着
【往復はがきでお申し込みの場合】
往復はがきの往信面の裏(白い面)に「講座名、氏名(フリガナも記入)、住所、性別、年齢、電話番号」を記入し、返信宛名面に参加者本人の住所・氏名を記入して、北区飛鳥山博物館(〒114-0002 北区王子1-1-3)にお送りください。
○1枚のはがきで、1名(1組)のお申し込みとなります。
○1枚のはがきで、複数の講座のお申し込みはできません。
○都合により、予定が変更になる場合があります。
【電子申請でお申し込みの場合(一部の講座のみ)】
インターネットで「東京電子自治体」と入力して検索し、「東京電子自治体共同運営サービス」から「電子申請サービス」を選び、利用者IDを取得して、お申し込みください。
お問い合わせ
所属課室:教育委員会事務局教育振興部飛鳥山博物館
電話番号:03-3916-1133