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最終更新日:2024年5月27日
令和6年5月26日(日曜日)本校第18回体育祭を開催しました。当日は、日差しは強いものの心地よい風が吹き、湿度もそれほど高くなく、絶好の体育祭日和でした。明桜中学校の生徒は自分のため、学級のために、今の自分の力を出し切りました。「うれしい気持ち」「悔しい気持ち」「涙が出てきた気持ち」「転んで痛かったこと」などの感情が出てくるのは、一生懸命に取り組んだからこそ出てくるものです。この経験を、今後の自分自身、そして明桜中のさらなる飛躍につなげていきましょう。
体育祭当日は、数多くの保護者の方々、地域の皆様にご来校の上、本校生徒が目標に向かって努力する姿をご覧いただけたかと存じます。今後とも、本校の教育活動にご理解とご協力の上、明桜中の生徒にあたたかく見守っていただくようよろしくお願いいたします。
ここでは、プログラム順に生徒の様子をご紹介します。
体育祭前日が土曜日で学校が休みであったこともあり、当日の準備を朝8時に係生徒が集合しテントの設営やグラウンド準備等を行ったため、一般生徒9時登校、開会式を9時30分からの開始としました。なお、生徒の行動がとてもテキパキし、準備や整列がスムーズに進んだため、10時からの協議開始に合わせるため、9時40分から開会式を開始しました。この時点で、すでに多くの保護者の皆様や地域の皆様にご来校いただいておりました。実行委員長の気合の込めたメッセージや選手宣誓での力強い気持ちが全面に出ていて、みんなのパワーに圧倒されそうでした。
競技開始は、プログラムNo.1「準備体操(ラジオ体操第一)」です。先日2年生の実行委員の見どころに、「ラジオ体操は競技の一つとして最初から本気で取り組んでいます。」との言葉がありました。実行委員が試技として前に立ち、全員をリードしました。一つ一つの姿勢がピシッと揃うのは全校生徒が心ひとつになっていたからでしょう。準備体操で体がほぐされ、気持ちが高まってきました。いよいよ各学年対抗種目のスタートです。
一人校庭半周をして学級全員でバトンをつなぎます。学級には、走ることが得意な人もいればそうでない人もいます。そこをカバーしあいながら協力してのバトンパスがカギになります。4月に複数の小学校から集まった新しい仲間で過ごして約2か月、少しずつ気持ちが合わさってきました。また、6組在籍生徒全員も一緒にバトンパスを行いました。先日の予行よりもさらにタイムが向上しました。
2年生の学年種目は「いくらでPON!」です。いくらに見立てたオレンジ色のバランスボールを4人組で運び、障害物の前でいくらを高く飛ばします。息を合わせてイクラを飛ばさなければ時間のロスになります。そして高く飛んだいくらをしっかりキャッチして次の組につなぎます。中学校2回目の体育祭、学級の仲間の頑張りに自然と声が大きくなります。
男女別に学級対応で行う大縄跳びは各学年で実施します。制限時間3分間の中で、引っかからずに跳んだ連続回数を競います。終了の笛の時点で跳び続けていたら、止まるまで認められます。2年間の経験が生かされた3年生は、掛け声や回し手も工夫がされており、どんどん回数が更新されます。今回は、ある学級が連続で70回を超える記録が生まれました。
1年生の学年種目は「台風の目」です。3人一組で竹棒を持ち、要所にあるコーンをぐるっと1周回ります。外側の生徒は遠心力で大きく振られずにそして中心の生徒は外にひっぱっらられる力にぐっとこらえる必要があります。予行の時よりもさらにタイムが向上した学級が続出しました。
2年生、大縄跳びに挑戦です。昨年の経験があるものの、学級の仲間の入れ替えがあったため、最初はなかなか続かず、練習期間中、グラウンドコンディションが悪く校庭での練習が思うようにできず苦労しました。そんな中、学級で声をそろえ、跳ぶタイミングを合わせどんどん数を増やしていきました。
3年生全員リレーは、スタートから迫力があります。そして、走ることが苦手な人をカバーするためにバトンパスにも大きな工夫が見られます。学級の順位変動があるたびに、喜怒哀楽様々な感情が待機列からは聞かれます。勝負は決しますが、最後まで走り抜けた学年の仲間に惜しみない拍手が送られます。
午前最後の種目は、「学級対応リレー」です。各学級で男女別に4名の代表選手が出場します。走ることが得意な生徒が集まるので、バトンパスを迫力があります。全員リレーは一人半周ですが、このリレーは1周します。それに見合うスタミナを備えておく必要がありますね。
今日は体育祭ですね。午前中の競技お疲れさまでした!元気が出るように、皆さんが大好きなカレーライスを作りました。また、疲労回復でビタミンを補給できるよう、ドレッシングにレモンを使ったり、疲れた時にも食べやすいサイダーポンチも用意しましたよ。たくさん食べて午後の競技も頑張ってください!!
1年生そして6組の学級対抗種目の最後は、「大縄跳び」です。跳び手も回し手にもコツがいるため、なかなか回数が伸びず苦労しました。また、中心部と回し手に近い側では少しだけ跳ぶタイミングが異なるため、引っかかってしまうと焦ってしまいます。今回の経験を来年度以降の体育祭につなげていきさらに連続での跳躍回数を更新していきましょう。6組生徒も自分たちの連続記録を更新することができました。
2年生、最後の学級対抗種目は「全員リレー」です。第1走者は各学級のスタートダッシュに定評のある生徒がずらりと揃いました。予行では、スタートの際にタイミングが合わずフライングが何回かありましたが、今日は1発で出発できました。そして、最後まででっとヒートが繰り広げられました。2年生は今年の経験を、最上級学年3年生で、今年以上の結果を目指していきましょう。
3年生最後の学級対抗種目「大むかで」です。男女それぞれが片足を長いロープで結束し歩みを進めます。順調に進むと勢いに乗れますが、いったんストップし立ち止まってしまうと、背後から近づく多学級の声に焦りが出て、気もちだけが前に出てしまいます。この競技を通して、仲間と息をそろえ一つのことを成し遂げる苦労と達成感を得たのではないでしょうか。
今年度の体育祭の大トリは、「色別対抗リレー」です。今年度復活した競技で、3学年のきょうだい学級の5色が競います。1年女子→2年女子→3年女子→1年男子→2年男子→3年男子の順位にバトンをつなぎます。応援席の生徒は、学年を超え自分の学級色の応援に力が入っていました。迫力あるレースに、終了時には保護者も含め大きな拍手が送られました。
熱い熱戦にも終止符が打たれます。閉会式では、各学年種目の結果及び学級対抗の合計点数が発表されました。それぞれの感情は人それぞれだとは思いますが、結果が発表されるたびに、学級を超えて拍手が起こります。最後の実行委員のあいさつにもありましたが、1位、2位という結果だけではなく、自分たちがいかに成長できたかを保護者や地域の皆様に見ていただくことができたのではないでしょうか。ぜひ今回の体育祭での経験を今後の学校生活につなげていってください。そして、3年生が見せてくれた一つのことを成し遂げる姿勢や応援時の態度などを1,2年生の下級生は引き継ぎ、さらに盛り上がる体育祭になるよう来年度頑張りましょう。
体育祭の運営には、係生徒が積極的に行動し、生徒自らで体育祭を盛りあげ成功につなげました。
また、各学級で応援旗作成係が、志向を凝らした作品を仕上げ、学級の思いを体現しました。
体育祭前日に、3年生の実行委員から注目ポイントは、「昨年の体育祭から声出し応援が解禁され今年はより一層応援の声が飛び交う『応援』」との意見をもらいました。そのとおり、学年関係なく自分のクラスカラーの生徒に声援を送り、リレーなどで順位を上げるとさらに盛り上がりを見せていました。仲間の努力をたたえることができる姿勢は素晴らしですね。
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