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最終更新日:2024年11月22日
途中、首都高速の渋滞につかまり予定より20分遅れた午後6時50分、家族や学校の先生の待つ滝野川分庁舎に到着しました。お待ちいただいた皆さんにはとてもご迷惑をおかけしましたが、派遣生たちのひとまわり成長した姿で帰国のあいさつを。ご協力いただいたすべての皆さんに感謝もう申し上げます。ただ、今年度の派遣事業はこれで終わりではありません。この後、この10日間で経験してきた経験を、家族や学校の仲間に伝えていく使命があります。また、来年の2月8日にホストフレンドが来日しホームステイの受け入れをお願いすることとなります。ご家族の皆さん、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。なお、2月10日(月曜日)に来日するSHS一行を明桜中学校に招き、全校生徒で「歓迎会」を実施する予定です。明桜中からの派遣生5名と生徒会本部の皆さんで企画できればと考えています。明桜中生徒でSHSの皆さんを暖かく受け入れていくようよろしくお願いします。
行きよりも2時間長い10時間強の搭乗時間ですが、行よりも短く感じるものです。機内では、2度の機内食をいただき、90分ほどの映画を何本も視聴し、午後3時過ぎに成田国際空港に到着しました。降り立った日本の気温は、やや暑く感じました。入国手続、荷物の受け取り、午後4時25分に派遣団を乗せたバスは、家族や学校の先生方の待つ滝野川分庁舎に向かいます。
ホストファミリーとお別れ後、ハイウェイでの交通渋滞や事故渋滞に巻き込まれ予定よりもやや遅れた8:45に゙サンフランシスコ国際空港に到着しました。そして、スーツケース預けの手続き、出国手続きなどを経てUA837便に搭乗し、11:10(日本時間22日金曜日・午前4時10分)にこの10日間お世話になったアメリカ後を出発します。この後、10時間20分の搭乗時間で日付変更線を越え、22日金曜日・午後3時過ぎに成田国際空港に到着する予定です。
朝6:30 ホストファミリーにSHS近くの駐車場にお見送りに来ていただきました。ホストフレンドとは来年2月に再開できますが、この間お世話になったホストファミリーとはなかなか合うことはできません。写真をとったり、ハグしたりして別れを惜しみました。我が子のように派遣生を迎い入れてくれてありがとうございました。
SHSを出発し、派遣団を乗せたバスは、途中ハイウェイの通勤及び事故渋滞のため多少時間を要しましたが、午前8時すぎにサンフランシスコ国際空港に着きました。このあと、手荷物預けと出国手続きです。
SHSでの学校生活は本日が最終日です。ホストフレンドや授業を担当した子どもたちとの交流も今日までです。自分が今できることを精いっぱい行ってほしいです。今日は、2つのグループが日本の文化等を伝える授業を行います。そして午後から、学校全体のフェアウェルアッセンブリー、8年生との交流、ホストファミリーとのフェアウェルパーティーと盛りだくさんです。
明桜中からの派遣生5名のうち、残りの2名の授業の様子を紹介します。
グループDは、SHS2年生に対してアルファベットかるたの授業を行いました。「A」:Apple 「U」:USA 「C」:Cakeなどの絵札を1枚ずつ読み上げながら丁寧に説明していきます。札を読み上げる前は手を頭においておくことなどをジェスチャーを交えながら声をかけていました。担任の先生のアシストもありながら、とても和やかな雰囲気でした。最後は、おりがみでかぶとを一緒に作って終わりました。
グループFは,SHSの幼稚園児に日本のあそびの授業をしました。自己紹介のあとに、動物の手遊び歌でアイスブレーキングを行いました。その後、教室で「だるまさんがころんだ」の説明をデモンストレーションを見せ、屋外でみんなで遊びました。段段と要領をつかみ子どもたちが派遣生に手なづいていきます。子どもたちはみんな笑顔です。最後には、子どもたちが派遣生に自分から近づいていきました。
午後1時30分から、体育館で学校全体のフェアウェルアッセンブリー(お別れ会)が行われました。はじめに、SHS登校の初日の歓迎会のあとにホストフレンドと初めて練習した踊り(パプリカなど)を8年生と派遣生全員で踊りました。タイミングをそろえ笑顔で踊りました。そして、SHSの理事長先生と私からの挨拶の後、派遣生から全体への出し物として「ラジオ体操(英語版)」と「旅立ちの日に」の合唱を披露しました。「ラシオ体操(英語版)」はリズミカルで掛け声も英語なのでSHSの生徒たちも動きに合わせ手を動かしていました。2月にSHS8年生が来日した際に、明桜中で歓迎会を開催します。そのときに「ラジオ体操(英語版)」を全員でやっていると面白いかな?と考えています。また、「旅出しの日に」はSHSの生徒たちには歌詞の意味は分からないと思いますが、別れの曲であることは伝わっていて、別れの名残惜しさが会場を包みました。その後、明桜中の代表生徒の全体に向けお礼の挨拶、SHS3・4年生に発表、SHS6年生日本語クラスの発表と温かい雰囲気で会が進行しました。この会の最後に、派遣生が授業を担当したSHSの幼稚園から5年生までの子どもたちが派遣生に向けたメッセージカードを送りました。派遣生はそのサプライズに感極まっていました。
学校全体のフェアウェルアッセンブリーの最後には全員でSHSの校歌を歌いました。そして引き続き体育館で8年生との交流会を行いました。そこでは、カリフォルニアの議会から北区とセブンヒルズスクールとの相互交流が25年にわたる四半世紀継続していることへの感謝状をいただきました。この感謝状は後日、北区教育委員会の教育長にお渡ししたいと思います。そして、地元で活躍されている団体の方に和太鼓演奏を披露していただきました。ホストフレンドは和太鼓の迫力のある音に興奮しつつも、派遣生との時間を楽しんでいました。
学校全体のお別れ会のあと、午後3時30分から8年生とホストファミリーの家族の皆さまに集合していただき、同じ体育館でフェアウェルパーティーを開催していただきました。この会の冒頭は、中学部の校長先生と私の挨拶のあと、SHS代表生徒の挨拶、北区の派遣生の代表生徒の挨拶と続きました。それぞれの挨拶では、今回の経験がお互いにとってとても貴重なそしてかけがえのない時間だったこと、そしてこれでお別れではなく来年の2月に日本で再開しようと前向きなスピーチでした。最後に、初日の歓迎会でSHS生徒に披露した歌と踊りを家族の皆さまに披露しました。SHS生徒はソーラン節の踊りでは、手の動きを真似る様子や英語の歌のときには肩を組み一緒に歌う雰囲気でした。そして、全員で記念撮影をしてフェアウェルパーティーは終了しました。
翌朝は、朝6:15にSHS近くの駐車場にホストファミリーに送っていただき、その後6:30に゙バスに乗車をしてサンフランシスコ国際空港に向かいます。そして現地時間21日(木曜日)昼前の11時過ぎに出発し、日付変更線を越え日本時間22日(金曜日)午後3時過ぎに成田空港に到着の予定です。搭乗時間は行きより2時間ほど長いおよそ11時間です。朝はとても早いので名残惜しいとは思いますがゆっくり休んでくださいね。
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東京都北区立 明桜中学校
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