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最終更新日:2024年11月19日

令和6年度北区立学校生徒海外交流事業の様子2️⃣

11月19日(火曜日) 派遣8日目:SHSでの学校生活4️⃣

SHSでの学校生活も残すところあと2日間です。今日は、午前にSHSで生活した後、ウオールナットクリーク市内にある公立のラスロマス高校と同市庁舎を訪問します。SHSでは今日、5つのグループが準備してきた授業を行います。昨日の反省をいかし、授業に臨んでほしいです。

派遣生が担当する授業2️⃣

今日は明桜中の派遣生1名の授業の様子を紹介します。

グループE:おりがみ(紙ひこうき)

グループEはSHS1年生におりがみでの紙ひこうきづくりの授業を行いました。朝1番の授業でクラスでの担任の先生の朝のミーティングの時間で多少時間を要しましたが、臨機応変にシミュレーションの時間にしていました。授業中は、児童の目線になって優しく語りかけているのが印象的で、終始笑顔で声掛けしていました。やや気温は下がっていますが風がなく日差しがあたたかいので屋外で子どもたちは作った紙飛行機を楽しそうに飛ばしていました。

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SHSで避難訓練がありました

061120_05SHSでも日本の学校と同じように定期的に避難訓練が実施されます。今日の午前11時に火災を想定として、実際のサイレンを鳴らし訓練が始まります。SHSの生徒とともに北区の派遣生も順次駐車場に集合していきます。避難中の様子は正直、日本の学校のほうがテキパキ動けていると感じました。実は、私たちが宿泊しているホテルで先日深夜にボヤ騒ぎがあり非常サイレンが発動することがありました。その時、鳴っているサイレンが部屋の中の何かが誤作動を起こしたと寝ぼけた頭で勘違いし、しばらく部屋の中を右往左往してしまいました。今回は大きなことには発展しませんでしたが、就寝時に外国でいざ火事が起きたことを想定すると「パスポート」を枕元に置きすぐに持ち出せるようにしておく必要があると痛感しました。いざその時のために、やはり訓練は大切なのだと思います。

ラスロマス高校への訪問

今日のSHSでの生活は午前11時に終え、同市内にある公立のらスロマス高校を訪問しました。ラスロマス高校は北区内にある都立飛鳥高校との相互交流が行われています。同校には日本語を学習クラスがあり、今日は派遣生2名に対してラスロマスの高校生が1名ついてランチをいただきながらお互いのことをインタビューしていきます。派遣生は外国の方と日本語で会話をすることがこの間とても少なかったので、とてもリラックスした表情でした。ランチの後には、いくつかのグループが前に出てきて、派遣生は英語で、高校生は日本語でインタビューしたことを発表しました。とても充実した内容でした。今回の日本語クラスの高校生は、来年2025年6月に卒業旅行の一環で日本に出向き、飛鳥高校を訪問するとのことです。飛鳥高校は明桜中のすぐそばにありますので、そのときに改めて会えることが楽しみになりました。

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ウオルナットクリーク市長の表敬訪問

ラスロマス高校の後に、SHSのあるウオルナットクリーク市庁舎に行き、ハスキュー市長を表敬訪問しました。ウォールナットクリーク市と東京都北区は、2018 年 4 月に当時のウエデル市長と花川北区長とでパートナーシティ協定を締結しており、当時の両首長で交わした書面が庁舎に掲載されていました。ハスキュー市長からは派遣団の訪問を歓迎する言葉が伝えられるとともに、派遣生から市長さんに「この市の素敵なところは?」、「市長をやっていて嬉しかったことは?」などの質問をしました。市長さんは、とても優しい方でこのウオールナットクリーク市が大切で大好きなんだということが伝わりました。

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11月18日(月曜日) 派遣7日目:SHSでの学校生活3️⃣

この海外派遣期間も折り返し、いよいよ後半戦です。週末はホストファミリーと観光地に出向いたり、パーティーをしたりとさまざまなおもてなしを受けたようです。多少疲れがあったり風邪気味だったりする派遣生はいますが、月曜日朝全員がSHSに登校しています。週明けはこれまでの事前研修の中でグループごとに準備してきたSHSの子どもたちに日本の文化や風習等を伝える授業を2コマずつ担当します。SHSでの貴重な体験も残り3日間です。一瞬一瞬を大切にしていきましょう。

派遣生が担当する授業1️⃣

明桜中からは5名の派遣生が本事業に参加しています。そのうち、今日は2名の派遣生の所属するグループの授業の様子をお伝えします。

グループA:日本のかるた

グループAはSHS3年生に「日本のかるた」の授業を行いました。週明け朝いちに授業で多少緊張している様子ですが、子どもの前では終始笑顔です。事前研修の中で準備してきた「すし」「お正月」「ドラえもん」などの絵札を机に並べ、派遣生がかるたの単語を全体に伝えます。各グループが札を見つけた後、その単語の紹介を英語で行います。読み札の回数が増えていくうちに、段段と要領をつかみ、札の読み上げの際は手は頭の上に奥などの工夫をしていました。

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グループB:折り紙(かぶと)、箸の使い方

グループBは、日本の文化として、折り紙でのかぶとの作り方と日本食の紹介の後に箸の使い方についての授業を行いました。日本で準備してきたスライドを正面に投影するのに時間を要してしまいましたが、メンバー内で接続の調整を行う生徒と子どもたちに指示を与え注目させる生徒と臨機応変に対応していました。SHSの子どもたちは、折り紙も箸もとても器用に使っていて、手慣れた様子でした。これまでの先輩の派遣生が授業で扱ったこともあるのでしょうか。授業をやり終えた派遣生の表情は清々しかったです。

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セブンヒルススクールの学校の様子

セブンヒルズスクールのあるウォールナットクリーsmsmapク市はサンフランシスコ市内から1時間ほどの落ち着いた郊外にありますが、学校はさらに小高い丘に位置しています。多少Wi-Fiは感知しにくいところはありますが、学校周辺の木々は赤色、黄色に紅葉しすばらしいロケーションです。セブンヒルズスクールは、世界に対する尊敬と責任を育むことを使命としています。【詳しくは学校ホームページへ(外部サイトへリンク)】そんな学校の様子を写真で紹介します。

 

坂を上がってくるとまず初めに、歓迎会を行ったGymや対面式を行ったTheater、中学生にあたるミドルスクールの生徒たちが授業を行う教室のある「Hunt Hall」が見えてきます。この間は、日本の派遣団を迎え入れているため、いたるところに歓迎の掲示があります。【左】

さらに進むと、小学校3・4年生の教室がある「North Wing」になります。セブンヒルズスクールの1クラスの子どもの数は20名程度であり、椅子や机はその子に応じた高さになっており、子どもによってはバランスボール椅子もあります。【中】

さらに上がると、理事長室や保健室などの管理諸室のある「Administration」が見えてきます。理事長室はガラス張りで通り過ぎる子どもも確認できます。また、各種会議をオンラインでできるような円卓の会議室もあります。【右】

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セブンヒルススクールの図書館も日本の小学校のように読み聞かせができる小上がりの空間や各分野別に整理された書架が並んでいます。過去の派遣団からプレゼントされた書籍もここに置かれ,SHSの子どもたちが閲覧しているとのことです。【左】

セブンヒルススクールでは、日本の学校の給食にあたるLunnchの時間が設定されています。以前は、昼食の時間はスナックや少しの野菜などしか食べることができませんでしたが、現在の理事長が北区の学校を訪れたときに日本の給食に感銘を受け、子どもたちに健康を配慮し栄養価を計算した食事が日替わりに提供されるようになりました。低学年の子から時間差で昼食をとります、ミドルクラスの生徒は12:55からがランチの時間です。生徒は屋外のスペースで会話をしながらお昼をいただきます。【中】

セブンヒルズスクールの低学年の子どもたちが学習する棟が、「Big Red」と「Sunshine」です。この等の前には、「PLAYDGROUND」「BLACHTOP」という、子どもたちが自由にバスケットをしたり砂場で遊んだりする空間が広がっています。【右】

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派遣引率教員の授業・その3️⃣

今日は引率教員2名のSHSの子どもたちに授業を紹介します。保健体育科の教員は、SHS3年生の子どもたちに「スポーツチャンバラ」の授業を行いました。「チャンバラ」の意味は知らない子どもたちでしたが、「武士」や「スターウォーズ」のスライドにとても反応して、「刀[ソールド)」を使うことを理解しました。子どもたちはとても意欲的に活動し楽しい雰囲気で授業に参加していました。英語科の教員は、SHS2年生の子どもたちに「日本のことを知る」授業でした。日本にまつわるクイズが出されます。日本の旗や"Thank you"を日本語というと「おめでとう」「ありがとう」のどちらかというクイズです。多くの児童は日本のことを知っていました。

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11月16・17日(土・日曜日) 派遣5・6日目:ホストファミリーとの交流

派遣期間中061117_88、派遣生に何か急用あった場合、ホストファミリー→SHSの代表の先生→本事業の委託業者→引率教員の本部携帯電話のルートで連絡が入ることになっています。現地時間16日(土曜日)午後9時【日本時間17日(日曜日)午後2時】現在、何の連絡も入っていません。土日の間は、ホストファミリーと水いらずの時間を過ごしていることでしょう。アメリカでは11月の第4木曜日が「サンクスギビング[感謝祭]」の祝日です。このサンクスギビングは秋の収穫祭をさしており、七面鳥を食べる習慣があります、アメリカの人々にとっては、家族や大切な人をこの期間に自宅に招きパーティーをすることが多く、とても大切にしている風習とのことです。派遣生には、アメリカを最大限満喫してほしいです。

私たち引率教員も、各々アメリカの自然や文化などを味わっています。今日16日(土曜日]はSHSの先生のご厚意で、宿泊しているホテルから1時間ほどにある「Reinhard061117_02t Redwood Regional Park(レッドウッド広域公園)(外部サイトへリンク)」に連れて行っていただきました。車で移動中の風景は映画に出てくる住宅地のロケーションを進み、公園に到着しました。公園内には、セコイアの天然林などの多くの自然があり、休日を楽しむ家族連れなどで賑わっていました。2時間ほどの整備された山林のトレイルを進み、アメリカの自然を全身で感じました。

明日17日(日曜日]は、カリフォルニア市内に出て、脱出不可能な元監獄島として知られている観光名所「アルカトラズ島(外部サイトへリンク)」に行く計画です。

 

お問い合わせ

東京都北区立 明桜中学校

〒114-0002 北区王子6-3-23

電話番号:03-5959-0031

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